AT普通免許取得の流れとは?教習所の入校から運転練習までのステップを解説

運転免許

AT限定の普通自動車免許を取得するためには、教習所(自動車学校)に通い、決められたカリキュラムを修了する必要があります。初めて車の運転をする方は、「いつから車に乗れるのか?」「教習の流れは?」と疑問に思うことも多いでしょう。本記事では、教習所入校から運転練習が始まるまでの流れを詳しく解説します。

AT普通免許取得の流れ

AT限定普通免許を取得するための基本的な流れは以下の通りです。

  1. 教習所への入校手続き
  2. 適性検査・学科教習開始
  3. 場内教習(車の運転開始)
  4. 仮免許試験
  5. 路上教習開始
  6. 卒業検定・教習所卒業
  7. 運転免許試験場での本試験(学科試験)
  8. 免許交付

入校してから早い場合は翌日〜数日以内に運転練習(場内教習)が始まります。

1. 教習所への入校手続き

まずは、希望する教習所に入校手続きを行います。一般的に、入校には以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類(健康保険証・マイナンバーカードなど)
  • 住民票(本籍記載のもの)
  • 原付免許証(持っている場合)
  • 証明写真(教習所で撮影可能な場合もあり)
  • 入学金・教習費用

入校手続きが完了すると、教習スケジュールが決まり、最初の学科授業を受けることになります。

2. 適性検査・学科教習の開始

入校後、まずは適性検査が行われます。これは視力・聴力・運動能力などを確認するもので、特別な準備は必要ありません。

適性検査の後は、学科教習が始まります。最初の段階では、交通ルールや標識の基本を学ぶ授業が中心です。

3. 場内教習(車の運転開始)

学科教習と並行して、早ければ入校から1日〜3日以内に実際の運転が始まります。教習所内のコースで、基礎的な運転技術を学びます。

初めての運転で学ぶ内容

  • 運転席の座り方・ミラー調整・ハンドルの握り方
  • アクセル・ブレーキの踏み方
  • 発進と停止の練習
  • カーブの曲がり方
  • バックや車庫入れの基本

最初は緊張するかもしれませんが、インストラクターが助手席に座ってサポートするので安心です。

4. 仮免許試験

所定の場内教習を終えると、仮免許試験を受けます。仮免試験に合格すると、路上教習へ進むことができます。

仮免許試験の内容

  • 技能試験(場内走行):決められたコースを運転し、基礎的な運転技術を確認
  • 学科試験:交通ルールに関する試験(50問中45点以上で合格)

5. 路上教習(実際の道路での運転)

仮免許試験に合格すると、いよいよ実際の道路での運転が始まります。路上教習では、以下のような内容を学びます。

  • 一般道での発進・停止
  • 交差点での右折・左折
  • 車線変更
  • 坂道発進
  • 交通の流れに合わせた運転

この段階では、交通ルールを意識しながら実践的な運転技術を身につけていきます。

6. 卒業検定と免許取得

路上教習を終えると、卒業検定(最終試験)を受けます。卒業検定に合格すれば、教習所を卒業できます。

卒業後の流れ

  • 運転免許試験場で学科試験を受ける
  • 合格すると運転免許証が交付される

これで、正式にAT普通免許を取得することができます。

まとめ

AT普通免許の取得には、学科教習・場内教習・路上教習の3つのステップが必要です。

  • 入校後、1日〜3日以内に場内教習(運転練習)がスタート
  • 約2週間〜1ヶ月で仮免許試験に進む
  • 仮免取得後は実際の道路で路上教習を行う
  • 卒業検定に合格後、免許センターで学科試験に合格すれば免許取得

教習所ごとにスケジュールは異なりますが、早ければ1ヶ月〜1.5ヶ月で免許取得が可能です。教習スケジュールを確認しながら、スムーズに免許取得を目指しましょう。

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