普通二輪免許の卒業検定が近づくと、どんな人でも「まだ全然できてない…」「本当に受かるの?」と不安になります。特に教習所での練習時間が限られていると、コースや操作が身についていない気がして焦るのも無理はありません。この記事では、卒検前に知っておきたいポイントや、ありがちな不安への対処法をわかりやすく解説します。
みんな最初は不安|完璧じゃなくても大丈夫
まず大前提として、卒検前に「全部完璧にできている人」の方が少数派です。特に1・2コースを1回ずつしか走っていない、というのは多くの教習生が経験していることです。
インストラクターについて走るだけで終わったとしても、それ自体が「コースを覚える時間」として重要な意味を持っています。
検定前に最低限押さえておきたい確認ポイント
- ウィンカーのタイミング:曲がる約30m手前で出す
- 目視の確認:発進時はミラー → 目視(右・左)、車線変更時も同様
- 発進時の手順:ギア確認 → ミラー・目視 → ウィンカー → 発進
- 停止時の目視:止まる前に後方確認(振り返り)を忘れずに
どれも“慣れ”が重要なので、口に出して覚える、教本で図解をチェックするなど、短時間でも反復練習が効果的です。
課題ができていないのは「普通」|急制動やスラロームなど
「急制動がうまくできない」「一本橋で落ちる」など、課題が不安な方も多いですが、教官は“完璧”よりも“安全な操作”を見ています。落ち着いて基本を守っていれば、多少タイムが遅れても合格する可能性は十分あります。
例えば一本橋でタイムが規定以下でも、落ちなければ減点で済みます。逆に、スピードを出しすぎて落ちる方が減点は大きいのです。
検定に向けたおすすめの練習&対策法
1. 動画でコースを何度も見る
「〇〇教習所 コース 卒検」などで検索すると、実際の走行動画が出てきます。繰り返し見てイメージトレーニングするだけでも効果的です。
2. イメージトレーニングで手順を口に出す
自宅で「ウィンカー → ミラー → 目視 → 発進」など、動作を声に出して繰り返すと、記憶に定着しやすくなります。
3. 教官に「不安です」と正直に伝える
あと2時限しかないからこそ、いま不安な部分をはっきり伝えることが大切です。教官も検定合格を目指してくれるので、ちゃんとアドバイスをくれます。
焦りは誰にでもある|大事なのは諦めないこと
検定前の焦りは決して「失敗する前兆」ではありません。むしろ「ちゃんと合格したい」と思っているからこその感情です。
不安に感じること=まだ伸びしろがあるということ。時間は限られていても、やるべきことを1つずつこなせば、合格に近づきます。
まとめ|完璧でなくても大丈夫。大事なのは基本と安全意識
卒検前で不安を感じるのは当たり前。今できていないことがあっても、教官のサポートと自分の努力次第で十分に合格は狙えます。
大事なのは、「完璧さ」ではなく「安全に対する意識」と「基本の確認」。残りの教習を無駄にせず、焦らず着実に取り組んでいきましょう。あなたの挑戦を応援しています!
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