高級車であるメルセデス・ベンツにドライブレコーダー(ドラレコ)を取り付けたいと考える方も多いでしょう。この記事では、オートバックスなどのカー用品量販店でベンツにドラレコを取り付けできるのか、またその際の注意点について詳しく解説していきます。
量販店でベンツにドラレコ取り付けは可能か?
結論から言えば、オートバックスやイエローハットといった量販店でもベンツへのドラレコ取り付けは可能です。ただし、店舗やスタッフのスキルによって対応可否が異なる場合があります。
特にベンツは電装系の制御が複雑であり、OBD(車載診断ポート)やCAN(コントローラ・エリア・ネットワーク)バスの干渉を避ける必要があります。したがって、「輸入車対応実績のある店舗」を選ぶことが重要です。
輸入車対応可能なオートバックス店舗を選ぶコツ
全国のオートバックスの中には「SA(スーパーオートバックス)」や「プロスタッフ常駐店舗」と呼ばれる、輸入車の整備や電装品取り付けに精通したスタッフが在籍する店舗があります。事前に電話やWebで相談・予約をすると安心です。
例として、東京都内の「スーパーオートバックス東雲」や「オートバックス多摩境」などでは、ベンツやBMWなどの輸入車に対しても多数の取り付け実績があります。
取り付け時に注意すべき3つのポイント
ベンツにドラレコを取り付ける際は、以下の点に注意が必要です。
- 電源の取り方:シガーソケットではなく、ヒューズボックスからの電源供給が推奨されることも多く、誤った接続は車両トラブルの原因に。
- パーキングモードの設定:駐車中の監視機能を使う場合、バッテリー保護のために別売りの電圧カット装置が必要です。
- 内装やカメラ位置の取り扱い:ベンツは内装が繊細なため、取り付け位置や加工方法にも配慮が求められます。
おすすめのドラレコ機種と相性
ベンツなどの輸入車におすすめされるドラレコとしては、以下のような製品があります。
メーカー | モデル名 | 特徴 |
---|---|---|
コムテック | ZDR038 | 前後2カメラ・高画質・駐車監視対応 |
ユピテル | SN-TW90di | 夜間特化・無線LAN接続対応 |
KENWOOD | DRV-MR870 | Wi-Fi搭載・安全支援機能付き |
これらは輸入車への取り付け実績も多く、設定やトラブル対応に慣れた店舗が多いため安心して選べます。
取り付け費用と作業時間の目安
ベンツのドラレコ取り付け費用は、前後カメラ+駐車監視モード対応モデルで15,000円~25,000円程度が一般的です(機種・作業内容により異なる)。
作業時間はおよそ2時間〜3時間が目安となりますが、土日や混雑時期は予約が取りにくいこともあるので、早めの問い合わせがおすすめです。
まとめ:ベンツでも量販店でドラレコ取り付け可能
メルセデス・ベンツでも、オートバックスなどのカー用品量販店でドラレコの取り付けは可能です。ただし、輸入車対応の実績や知識がある店舗を選ぶことが大切です。
取り付けを検討する際は、必ず事前相談を行い、ECUや電源周りの対応力を確認しましょう。ベンツのような車両にこそ、信頼できる専門スタッフの対応が安心につながります。
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