冷却水(クーラント)がMIN以下の状態、補充すべきか?

車検、メンテナンス

新車購入後、冷却水(クーラント)のタンクがMIN以下になっているのを発見した場合、どのように対処すべきか気になる方も多いでしょう。特に走行後にクーラントが減っているのを発見すると、不安になることもあります。この記事では、冷却水の補充に関する基本的な知識と、もし補充が必要な場合の手順について解説します。

冷却水(クーラント)の役割と重要性

冷却水は、エンジンを適切な温度で保つために欠かせない要素です。エンジンが適温で動作することで、過熱を防ぎ、エンジン内部のパーツが正常に機能します。もし冷却水が不足していると、エンジンが過熱し、最悪の場合エンジンが壊れることもあります。

特に、車が新しい場合でも、冷却水が減る原因は様々です。長期間運転しない間にタンク内の水分が蒸発することや、エンジンの使用後に温度が上がって冷却水が循環しにくくなる場合などがあります。

冷却水が減っている場合の対処法

冷却水のタンクがMIN以下であることが確認できた場合、まずはエンジンを冷ましてからチェックを行いましょう。エンジンが熱い状態で冷却水を補充しようとすると、熱湯が飛び散って危険です。エンジンが完全に冷めてから作業を行うことが重要です。

その後、市販の冷却水(クーラント)を補充することができます。多くの車種では、クーラントは混合タイプ(エチレングリコールベース)であることが一般的ですが、車種に応じたクーラントを選ぶことが大切です。取扱説明書に適切なクーラントの種類や容量が記載されていますので、必ず確認しましょう。

冷却水が減る原因は何か?

冷却水が減る原因としては、タンク内のヒビや漏れ、あるいはラジエーターやホースの劣化が考えられます。また、新車でも最初のうちは微量の冷却水が減ることがありますが、それが正常範囲内かどうかは車種や運転状況により異なります。

もしタンクが空っぽになっていたり、補充後にすぐにまた減っている場合は、車の点検が必要です。ディーラーや整備工場で確認してもらうことをおすすめします。

冷却水を補充した後の確認ポイント

冷却水を補充した後は、しばらく走行して車の温度計を確認しましょう。もし、エンジン温度が高くなることなく安定して走行できれば、冷却水の補充が適切だったことになります。

また、走行後に再度冷却水の量をチェックし、減っていないか確認することも重要です。もし繰り返し減る場合は、漏れや不具合の兆候が考えられますので、専門の整備士に点検を依頼しましょう。

まとめ

冷却水(クーラント)のタンクがMIN以下になっている場合、まずはエンジンを冷ましてから市販のクーラントを補充することが基本的な対処法です。しかし、頻繁に冷却水が減るようであれば、車両に問題がある可能性があるため、専門的な点検を受けることをおすすめします。新車であっても、適切なメンテナンスと注意が必要です。

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