ミドルアドベンチャー市場で注目を集めているのが、スズキのVストローム800DEとホンダのXL750トランザルプです。
どちらもオンロードから林道ツーリングまで幅広く楽しめるモデルですが、実際に比較するとキャラクターはかなり異なります。
「Vストの顔が好みだけど、トランザルプのE-ClutchやRoadSyncも気になる」という人は非常に多く、最後は好みで迷いやすい2台です。
この記事では、それぞれの特徴や向いているライダー像を分かりやすく解説します。
Vストローム800DEは“冒険感”が強い本格派
Vストローム800DEは、かなりオフロード寄りの味付けです。
21インチフロントホイールや長めのサスペンションストロークによって、未舗装路での安定感が高く、林道好きからの評価も高いです。
見た目も「いかにもアドベンチャー」という無骨さがあり、デザイン重視で選ぶ人も多いです。
特に“バイクらしい迫力”を重視する人にはVストが刺さりやすいです。
トランザルプは万能で扱いやすい優等生タイプ
一方、XL750トランザルプはオンロード寄りの万能型です。
車体が軽快で、市街地・ワインディング・高速巡航のバランスが非常に良いです。
ホンダらしくクセが少なく、「誰が乗っても乗りやすい」と感じやすい完成度があります。
Vストより足つきや取り回しで安心感を感じる人も少なくありません。
E-Clutchは想像以上に快適という声が多い
トランザルプで特に注目されているのがE-Clutchです。
クラッチ操作なしでシフトチェンジできるため、渋滞や街乗りがかなり楽になります。
もちろん通常のクラッチ操作も可能なので、「MTの楽しさを残したまま疲労を減らせる」のが魅力です。
特にロングツーリングや通勤でも使う人にはかなり便利な装備です。
一度体験すると「もう普通のMTに戻れない」という人もいます。
RoadSyncはスマホ連携重視なら便利
ホンダRoadSyncは、スマホ連携機能です。
ナビ・通話・音楽操作などを車両側からある程度コントロールできます。
最近はインカム利用者も多いため、ツーリング重視の人には意外と便利です。
ただし、「スマホホルダーで十分」という人にはそこまで大きな決め手にならない場合もあります。
エンジンキャラクターの違いも大きい
Vストローム800DEは270度クランクの鼓動感が強めで、トルク感を楽しむタイプです。
低中速での押し出し感があり、「走っていて楽しい」という感覚が強いです。
対してトランザルプは滑らかで扱いやすく、疲れにくい印象があります。
刺激重視ならVスト、快適性重視ならトランザルプという評価も多いです。
林道を本気で走るならVスト優勢
オフロード性能だけで比較すると、Vストローム800DEが一歩リードという意見が多いです。
特にサスペンション性能やフロント21インチの安定感は大きな武器です。
フラットダートや林道を積極的に走る人にはVストが向いています。
一方、トランザルプは「未舗装路も行けるツアラー」という立ち位置に近いです。
街乗りや普段使いはトランザルプが有利という声も
市街地や日常使用では、トランザルプの軽快さが好評です。
特にE-Clutch付きモデルは、信号の多い街中でかなり快適です。
車重バランスも自然で、初心者でも扱いやすいと感じやすいです。
そのため、「林道はたまに行く程度」という人ならトランザルプの方が満足度が高い場合もあります。
結局どちらが向いている?
| 向いている人 | おすすめ車種 |
|---|---|
| 見た目重視・冒険感重視 | Vストローム800DE |
| 林道を積極的に走りたい | Vストローム800DE |
| 街乗りや普段使いも重視 | XL750トランザルプ |
| 快適装備を重視 | XL750トランザルプ |
| 疲れにくさ重視 | XL750トランザルプ |
最終的には「どんな景色を走りたいか」で決める人が多いです。
まとめ
Vストローム800DEとXL750トランザルプは、どちらも完成度の高いミドルアドベンチャーです。
Vストは無骨で本格オフ寄り、トランザルプは快適性と万能性に優れるモデルと言えます。
顔やデザインに強く惹かれているなら、長く乗る上ではVストを選んだ方が満足感は高いという声も多いです。
一方で、E-ClutchやRoadSyncの快適性は実際かなり便利なので、日常利用が多い人にはトランザルプも非常に魅力的です。
迷っているなら、最後はぜひ実車跨りと試乗でフィーリングを比較するのがおすすめです。


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