インパルス400 GK7CAの水温計を取り付けようとした際、サーモスタットにある2つのセンサーについて悩んでいる方も多いかもしれません。今回は、どちらのセンサーから水温計を取り出すべきか、またそれぞれのセンサーの役割について解説します。
サーモスタットのセンサー役割
インパルス400 GK7CAのサーモスタットには2つのカプラー付きセンサーがあり、それぞれ異なる役割を果たしています。まず、上のセンサーが水温警告灯用で、メーター内で水温が異常値に達した際に点灯します。この警告灯は、エンジンのオーバーヒートなどを知らせる重要な役割を担っています。
下のセンサーは、エンジン冷却ファンを起動させるためのもので、規定温度に達するとファンを作動させる役目を果たします。ファンが作動することで、エンジンを冷却し、オーバーヒートを防ぐことができます。
水温計取り付けに適したセンサーは?
水温計を取り付ける場合、通常は「上の水温警告灯用センサー」から取り出すことが一般的です。このセンサーからの信号を利用することで、リアルタイムで正確な水温を測定できます。また、車種によっては、下のセンサーが水温計の取り付けに使用されることもありますが、一般的には警告灯用センサーの方が適しています。
取り付け方法については、カプラー付きの配線を利用するため、電気的な配線作業に慣れていない場合は、専門店に依頼するのも一つの方法です。配線の取り回しを誤ると、水温計が正常に機能しないこともあるため、慎重に作業を進めましょう。
サーモセンサーの取り外しや交換について
サーモセンサーはエンジンの冷却システムの一部として非常に重要な部品であるため、取り外しや交換は慎重に行う必要があります。水温計の取り付けだけでなく、センサー自体が故障している場合には交換が必要になることもあります。
交換作業を自分で行う際には、エンジンが冷えている状態で作業を行い、作業中に冷却液がこぼれないように注意しましょう。また、配線を間違えると誤動作を引き起こす可能性があるので、配線を確認しながら作業することが大切です。
まとめ
インパルス400 GK7CAの水温計取り付けには、サーモスタットのセンサーの役割を理解し、適切なセンサーからの信号を取り出すことが重要です。通常、上の水温警告灯用センサーを使用することで、リアルタイムの水温を正確に測定できます。取り付け作業は慎重に行い、必要に応じて専門店に依頼することを検討しましょう。


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