夏のレジャーやアウトドアに欠かせないアイテムといえば、大容量のクーラーボックス。とくに子ども連れのプールや海水浴では、飲み物やお弁当、氷などをたっぷり持ち運ぶ必要があります。そこで今回は、新型セレナの8人フル乗車時に「大きめのクーラーボックスは積めるのか?」という疑問を、トランクの寸法や実例をもとに解説します。
新型セレナ(C28型)のトランクサイズを確認
新型セレナ(C28型)の8人乗り仕様では、3列目シートを使用した状態でもリアトランクに一定の積載スペースがあります。公称値としては、奥行約320〜350mm、高さ約1,000mm、幅は1,100mm前後です。
このスペースは一般的な買い物やベビーカーの収納には十分ですが、「大きめクーラーボックス(例:80Lクラス)」などを積載するとなると、サイズ次第でやや厳しくなる場合もあります。
クーラーボックスの目安サイズとトランクへの収まり
代表的なクーラーボックスのサイズは以下の通りです。
容量 | 寸法(約) |
---|---|
30L | 幅50cm×奥行30cm×高さ35cm |
50L | 幅65cm×奥行35cm×高さ40cm |
80L | 幅85cm×奥行45cm×高さ45cm |
3列目使用時でも、30L〜50L程度であれば問題なく積載可能です。ただし、80Lクラスになると奥行と高さの制約により、横置きや立て置きが難しいケースもあります。
実例:大人2人+小学生6人のフル乗車時に使える荷室
大人2人・小学生6人の8人フル乗車をした場合、セレナの3列目両端には座席が展開され、中央部のわずかな荷室スペースが頼りとなります。
この状態であっても、50Lまでのクーラーボックスなら斜めに積むか、底面をやや傾ける形で収納が可能です。また、3列目の背面スペースを活用するため、ボックス上にはバッグなどの軽量荷物を重ねて載せることも工夫次第でできます。
積み方の工夫でクーラーボックスの搭載力アップ
大きめクーラーボックスを積む場合、以下のような工夫で収納力を確保できます。
- 助手席下や足元スペースに子どもの荷物を回して後部を空ける
- クーラーボックスの中にタオルや小物を収納し、別の荷物を減らす
- ソフトタイプのクーラーバッグに変更して可変性を持たせる
また、可能であれば3列目の片側を格納して7人乗車にすることで、荷室スペースを一気に拡大することも選択肢の一つです。
用途別のおすすめクーラーボックスサイズ
家族でのプールやレジャー利用であれば、以下の容量が目安になります。
- 日帰り:30L〜40L(飲料と軽食中心)
- 1日滞在+水遊び:50L〜60L(氷・弁当・水筒も含む)
- 複数家庭でのシェア利用:80L前後(要積み方の工夫)
特に3列目をすべて使うフル乗車時は、積載優先でハードタイプよりもソフトタイプを選ぶのが実用的です。
まとめ:新型セレナは工夫次第で50L程度までならOK
新型セレナ(8人乗り)は、3列目シート使用時でも30L〜50Lクラスのクーラーボックスなら問題なく積載可能です。80L以上の大型タイプを使用したい場合は、3列目シートの片側格納や荷物配置の工夫が求められます。
プールやレジャーに向けては、「必要最低限の容量に収める」「可変的に使えるソフトタイプを選ぶ」など、車内スペースに合わせた柔軟な対応がポイントになります。
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