マツダCX-60は発売以降、「価格の割に高級感がすごい」「走りが欧州車っぽい」「コスパがおかしい」と話題になることが多いSUVです。
実際、内装の質感やFRベースの走行性能、ディーゼル直6エンジンなど、国産SUVではかなり珍しい特徴を持っています。
一方で、BMW X3やメルセデスGLCなどの輸入SUVと比較されることも多く、「同クラスでは飛び抜けているのでは?」という意見も見かけます。
この記事では、CX-60がなぜ高評価されるのか、逆に賛否が分かれるポイントは何かを、実際の特徴を交えながら整理していきます。
CX-60が高評価される最大の理由は“価格と中身のギャップ”
CX-60が注目される理由のひとつが、装備や走りに対する価格の安さです。
特に直列6気筒ディーゼルやFRベースのプラットフォームを採用しながら、比較的手の届く価格帯に収まっている点はかなり珍しいです。
| 項目 | CX-60の特徴 |
|---|---|
| 駆動方式 | FRベース |
| エンジン | 直6ディーゼルあり |
| 内装 | 本革・木目・ナッパレザー仕様あり |
| 価格帯 | 比較的安価 |
| 走行性能 | 欧州車寄りの味付け |
輸入SUVで同等の雰囲気を求めると、オプション込みで800万〜1000万円近くになるケースもあります。
そのため、「この内容でこの価格?」という驚きが評価につながっています。
内装の質感は国産SUVの中でもかなり上位
CX-60は、マツダが近年進めている“プレミアム路線”を強く感じるモデルです。
特に上級グレードでは、シート素材やステッチ、ウッドパネルなどの作り込みがかなり丁寧です。
実際に試乗や展示車を見ると、「レクサス寄り」「ドイツ車っぽい」と感じる人も少なくありません。
特に夜間のアンビエント感やメーター周りは、価格帯以上に見えるという声が多いです。
もちろん、本物の高級輸入車と比較すると細かな部分で差はありますが、国産SUVとしてはかなり質感重視の部類です。
長距離がラクと言われる理由
CX-60は、高速巡航時の安定感を重視して作られています。
そのため、長距離移動での疲労感が少ないという評価も多いです。
- 直進安定性が高い
- 車体剛性が高い
- 低回転で走れる直6ディーゼル
- シートがしっかりしている
- 高速域で静か
特に高速道路を長時間走ると、一般的な国産SUVとの差を感じやすいという意見があります。
「ただ移動する車」ではなく、「走ること自体を楽しめるSUV」を目指している印象です。
GR86についていけると言われる理由
SUVでありながら、CX-60は意外とスポーティな走りをします。
もちろん、車重や重心の高さを考えれば、純粋なスポーツカーであるGR86と同等ではありません。
ただし、ワインディングや高速道路では以下の要素が効いてきます。
- FRベース特有の自然な曲がり方
- 大トルクの直6ディーゼル
- 車体剛性の高さ
- ブレーキやタイヤ変更による伸びしろ
そのため、「SUVにしてはかなり速い」「普通のSUV感覚ではない」と言われることがあります。
ただ、サーキットや限界走行ではやはりスポーツカーとの差は大きいです。
一方でCX-60には弱点もある
高評価が多い一方で、CX-60は賛否が分かれる車でもあります。
特に初期型では、乗り心地や制御面について厳しい意見もありました。
- 低速域で硬い
- 段差ショックが大きい
- トランスミッション制御のクセ
- 重量感がある
マツダもアップデートを重ねて改善を進めていますが、「高級SUV=ふわふわ快適」を求める人には合わない可能性があります。
どちらかというと、“運転好き向けSUV”という性格が強いです。
輸入SUVと比較しても魅力は十分ある
BMW X3やアウディQ5、GLCなどは確かに完成度が高いですが、価格差を考えるとCX-60のコストパフォーマンスはかなり高いです。
特に以下を重視する人には刺さりやすいです。
- 走りが好き
- 長距離移動が多い
- 国産車の維持費を重視したい
- 高級感も欲しい
- 人と被りにくいSUVがいい
逆に、静粛性や乗り味の“洗練感”を最優先するなら、輸入車のほうが満足度が高いケースもあります。
まとめ
マツダCX-60は、価格に対する装備・走行性能・高級感のバランスが非常に優れたSUVです。
特にFRベースや直6ディーゼルなど、最近では珍しい“クルマ好き向け”の設計が高く評価されています。
そのため、「同クラスで飛び抜けている」と感じる人がいるのも不思議ではありません。
ただし、乗り味にはクセもあり、万人向けというよりは“運転を楽しみたい人向けのSUV”という側面が強い車でもあります。
価格だけを見るとライバル不在級ですが、最終的には“どんな乗り味が好きか”で評価が分かれるモデルと言えそうです。


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