レブル1100(2025年モデル)におけるサドルバッグサポートとタンデムバーの同時装着可否と対策

カスタマイズ

ホンダ・レブル1100の2025年モデルは、クルーザーならではのカスタマイズ性を楽しめる1台です。サドルバッグやタンデムバーの装着はその代表例ですが、複数のパーツを同時に取り付ける場合には互換性や干渉のリスクが気になるところです。今回は、特にデイトナ製のサドルバッグサポート(片側)と、タンデムバーの同時装着について解説します。

レブル1100で人気のサドルバッグサポートとその仕様

デイトナのサドルバッグサポートは、しっかりとバッグを固定するための必須アイテムです。2025年モデルにも適合する左側専用タイプがあり、多くのライダーが使用しています。

この製品は、リアショックの上部ボルトとステーに固定する構造となっており、タンデムバーと取り付け位置が一部重なる可能性があります。

タンデムバーとの干渉リスクについて

タンデムバー(グラブバー)もまた、リアショック付近のマウントポイントを利用するケースが多いため、サドルバッグサポートとの物理的干渉が起こりやすいです。

特に問題になるのは、ブラケットや取り付けプレートの厚みが重複する点です。装着は物理的に可能でも、強度が落ちたり、外観が崩れたりするケースがあります。

同時装着可能なパーツ選びのポイント

基本的には「併用可能」と記載のあるメーカー製品を選ぶのが確実です。たとえば以下のような選択肢があります。

  • デイトナ製のサドルバッグサポート+リアキャリア一体型バー
  • キジマなど他社製で、独自マウント構造を採用している製品

また、スペーサーやワッシャーを使って干渉を避けるという方法もありますが、安全性に影響するため経験者向けの対策です。

実際の装着事例と工夫

あるユーザーは、NTB製のタンデムバーとデイトナサポートの組み合わせで装着に成功しています。方法としては、純正ボルトをロングボルトに交換し、5mm厚のステンレススペーサーを噛ませて共締めするという工夫を施していました。

このように、加工なしでの装着には限界があるものの、少しの工夫で両立が可能になることもあります。ただし、締結トルクやフレームへの応力分散には注意が必要です。

カスタム時に注意すべき法的・安全面

見落としがちですが、リアまわりの装備変更は積載物落下防止・乗車定員の安全性にも関係します。締結不良やフレームに負荷をかけるような構造変更は、車検非対応になる可能性があります。

また、純正グラブバーの取り外しや置き換えによってパッセンジャーの安全性が損なわれる場合、事故時の責任がライダーに及ぶこともあるため慎重に判断しましょう。

まとめ:併用の可能性はあるが慎重に検討を

レブル1100(2025年モデル)において、デイトナの左サイド用サドルバッグサポートとタンデムバーを同時装着することは不可能ではありません。ただし、部品の選定や取り付け方法に工夫が必要です。

可能であれば、装着事例のあるパーツを選び、ボルトサイズ・スペーサーの併用、強度の確保を意識しましょう。また、安全面と法的な適合性を確保するため、ショップへの相談も有効です。

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