モンキーZ50JE(6V)にキタコの88CCボアアップキット(12V用)を装着した際、カムスプロケットがカムカラーに届かず、カムチェーンテンショナーを外しても約1.5mm届かない場合があります。この記事では、その原因と対策について解説します。
ボアアップによるエンジン内部寸法の変化
ボアアップキットを装着すると、シリンダーの容量やクランクシャフト周りのクリアランスが微妙に変化することがあります。特にカムスプロケットとカラーの距離が1~2mmずれることは珍しくありません。
これは、オリジナル6V用部品と12V用ボアアップキットの設計差によるもので、純正寸法とわずかに異なるため生じます。
カムチェーンテンショナーの影響
カムチェーンテンショナーを取り外すとチェーンの張りは緩みますが、スプロケットの位置自体は変わらないため、1.5mmの隙間を埋めることはできません。
無理に取り付けようとすると、チェーンのかみ合わせ不良やテンショナー破損のリスクが高まります。
対応策と調整方法
対策としては、カムスプロケットのカラーやスペーサーを調整する方法があります。例えば、適切な厚みのシムやワッシャーを使用することで、スプロケットを正しい位置に配置できます。
また、キタコ製ボアアップキット専用のカムスプロケットやカラーを使用することで、純正6V車との互換性問題を解消できます。
取り付け前の確認ポイント
ボアアップ作業前には、必ずカムスプロケットとチェーンのクリアランスを確認し、必要なシムやカラーの調整部品を用意しておくことが重要です。
整備マニュアルやメーカー推奨のパーツ表を参照し、干渉や不具合のリスクを最小化しましょう。
まとめ
モンキーZ50JE 6V車に12V用ボアアップキットを装着した場合、カムスプロケットがカムカラーに届かない原因は、寸法差や設計の違いによるものです。
テンショナーを外すだけでは解消できないため、シム・スペーサー調整や専用パーツの使用が必要です。
事前にクリアランス確認を行い、適切な調整を行うことで、安全にボアアップキットを取り付けられます。


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