ショベルヘッドのセルモーターが動かない原因とは?
ショベルヘッドのセルモーターが反応しないという問題は、古いバイクに多く見られるトラブルの一つです。この記事では、セルボタンを押してもソレノイドが『カカカッ』と音を立てるだけでセルモーターが回らない場合の原因と確認すべきポイントについて解説します。
1. 電気系統の確認ポイント
まず最初に確認するべきなのは、電気系統です。あなたが既にバッテリー、セルモーター、ソレノイド、スターターリレーを新品に交換されていることから、大きなトラブルではない可能性もありますが、以下の点を再度確認してみてください。
- バッテリーの電圧:新品のバッテリーでも、電圧が低い場合はセルモーターがうまく動作しません。最低でも12.6V以上あるかを確認してください。
- 接続の確認:バッテリーとソレノイド、セルモーターの接続ケーブルに緩みや腐食がないかチェックしてください。特にアースの接続がしっかりしているかどうかは重要です。
2. ワンウェイクラッチの噛み合わせ
あなたが言及されているワンウェイクラッチの交換についてですが、これも考慮すべき要素です。ワンウェイクラッチの不具合があると、セルモーターが正常に回ってもエンジンを始動させられません。交換時に以下のポイントを確認してください。
- クラッチの噛み合わせ:組み立て時にワンウェイクラッチが正確に噛み合っているか確認しましょう。不適切な噛み合わせは、エンジンがかからない原因となります。
- ギアの摩耗:クラッチや周辺のギアが摩耗していると、スムーズに噛み合わず、エンジン始動に問題が発生します。
3. ソレノイドの動作確認
ソレノイドが『カカカッ』と音を立てている場合、ソレノイド自体が動作していることが確認できます。しかし、ソレノイドが正確に動作していない場合、セルモーターに電流が届かない可能性もあります。
- ソレノイドの電圧テスト:ソレノイドに正しい電圧が供給されているか、またソレノイドが正しく作動しているかを確認しましょう。
まとめ
ショベルヘッドのセルモーターが反応しない原因として、電気系統の不具合やワンウェイクラッチの噛み合わせに問題があることが考えられます。特にセルモーターやソレノイドが正常である場合、クラッチの組み合わせや接続の確認が重要です。さらに、すべての接続や電圧のチェックを行い、確実に動作する状態を作りましょう。
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