フレーク塗装は、ラメやフレークを塗装面に散りばめて独特の輝きを出せる人気のカスタム塗装です。しかし、スプレーガンがない環境ではフレークを均一に乗せることが難しく、ムラやダマができやすいという悩みがあります。
この記事では、スプレーガンを使わずにフレーク塗装を行う方法や、クリアを吹いてからラメを振りかける方法で失敗しやすい理由、きれいに仕上げるための具体的なコツについて解説します。
スプレーガンなしでフレーク塗装はできるのか
結論から言うと、スプレーガンがなくてもフレーク塗装は可能です。ただし、フレーク塗装は本来、専用のガンやフレーク専用ノズルなどを使って均一に吹き付けることで美しい仕上がりになります。
缶スプレーや手作業で行う場合は、フレークの量や密度を一定にする工夫が必要になります。特に大きな面積を塗装する場合、単純にラメを上から振りかけるだけでは均一な仕上がりにするのは難しくなります。
クリア塗装後にラメを振りかける方法がムラになる理由
クリアを吹いた直後にラメを振りかける方法は、一見簡単そうに見えますが、実際には難易度が高い方法です。
理由は、クリアの乾燥具合やラメの落ちる量によって密着状態が変わるためです。例えば、クリアが乾きすぎるとラメが付着せず、逆に表面が濡れすぎているとラメが沈んだり、一部分だけ大量についてしまいます。
また、手で振りかける場合は、粒の落下量を完全にコントロールできないため、近い部分だけ濃くなったり、遠い部分が薄くなったりすることがあります。
スプレーガンなしでおすすめのフレーク塗装方法
スプレーガンを使わない場合は、フレークを塗料やクリアに混ぜて塗る方法が比較的均一に仕上げやすくなります。
具体的には、透明クリアや専用バインダーに細かいフレークを混ぜ、刷毛やローラー、缶スプレータイプのクリアなどで少しずつ重ねていきます。
例えば、小さなパーツの場合は、クリアにフレークを混ぜたものを薄く塗り、乾燥後に再度クリアを重ねることで、フレークが浮いたような立体感のある仕上がりになります。
缶スプレーを使ったフレーク塗装の手順
スプレーガンなしで行う場合、以下のような手順にすると失敗しにくくなります。
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 下地処理 | 脱脂や足付けを行い塗料の密着を良くする |
| ベースカラー塗装 | 下地となる色を均一に塗る |
| フレーク入りクリア塗装 | 薄く重ねながら密度を調整する |
| 仕上げクリア | 表面を平滑にして光沢を出す |
一度で大量にフレークを乗せようとするとムラになりやすいため、薄い層を何回か重ねることが重要です。
例えばバイクの外装パーツや小物なら、1回目は少量、2回目で密度調整、最後にクリアで閉じ込めるという流れにすると自然な仕上がりになります。
フレークの種類によって難易度が変わる
使用するフレークの大きさによっても、塗装の難しさは変わります。細かいラメタイプは比較的均一に仕上げやすく、初心者向きです。
一方で、ミニフレークや大粒フレークは存在感がある反面、均等に配置するには技術が必要になります。
初めて挑戦する場合は、0.004インチ程度の細かいフレークから試すと、ムラが目立ちにくくきれいに仕上げやすくなります。
きれいなフレーク塗装にするためのポイント
スプレーガンがない場合でも、以下のポイントを意識すると仕上がりが大きく変わります。
- 一度で厚塗りせず薄く何回も重ねる
- 塗装面との距離を一定に保つ
- ラメの量を少しずつ調整する
- 最後に十分な厚みのクリアで保護する
また、塗装前に試し塗りを行うことも重要です。同じ材料でも、気温や湿度、クリアの種類によってフレークの見え方は変化します。
まとめ:スプレーガンなしでも工夫すればフレーク塗装は可能
スプレーガンがなくてもフレーク塗装を楽しむことはできますが、単純にクリアを吹いてラメを振りかける方法はムラになりやすいため注意が必要です。
おすすめは、フレークをクリアや専用バインダーに混ぜて少しずつ重ねる方法です。特に小さなパーツであれば、缶スプレーや手作業でも十分きれいな仕上がりを目指せます。
フレーク塗装は一度で完成させようとせず、薄く重ねることと最後のクリア仕上げを丁寧に行うことが、美しい輝きを出すポイントです。


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