CB400F(ヨンフォア)の代表的なカラーであるライトルビーレッドは、旧車ファンから現在でも高い人気を持つ美しいキャンディ系の赤色です。しかし、補修やレストアで同じ色を再現しようとしても、市販の缶スプレーでは完全に一致するカラーが見つからず悩むことがあります。
特にホンダ純正色のルビーレッドは入手できても、実車のライトルビーレッドより暗く感じる場合があります。この記事では、ゴールド下地を使って色味を調整する方法や、キャンディカラー特有の塗装の考え方について解説します。
CB400Fヨンフォアのライトルビーレッドが難しい理由
CB400Fのライトルビーレッドは、単純な赤色の塗料ではなく、下地と透明カラーの組み合わせで発色するキャンディ系のカラーです。
一般的なソリッドカラーの場合は、塗料そのものの色で仕上がりが決まります。しかしキャンディカラーは、下地の色、重ねる赤の濃さ、クリアの厚みなどによって見え方が大きく変化します。
そのため、同じルビーレッドの塗料を使用しても、下地が違えば明るさや深みが変わって見えます。
ゴールド下地にルビーレッドを塗るとライトルビーレッドに近づくのか
ゴールド下地の上に透明感のある赤を重ねる方法は、キャンディレッドを明るく発色させる一般的な手法です。
ゴールドは赤の下から暖色系の輝きを加えるため、シルバー下地よりも黄色味や光沢感のある明るい赤になります。そのため、暗めに感じる純正ルビーレッドを少し明るく見せたい場合には効果があります。
ただし、単純にゴールドを塗ってからルビーレッドを重ねれば純正ライトルビーレッドになるわけではありません。下地のゴールドの色味や、赤を何回重ねるかによって仕上がりは大きく変わります。
キャンディカラー塗装で色を合わせるポイント
ライトルビーレッドに近づける場合は、まず下地の色を決めることが重要です。一般的にはゴールド系やシャンパンゴールド系の下地が使われることがあります。
例えば、明るいゴールドを下地にすると赤が鮮やかになり、重ねる赤の回数を増やすほど深みのある濃い赤になります。
逆に赤を厚く塗りすぎると暗くなり、純正カラーとは違うワインレッドのような色になる場合があります。
実際に塗装するときのおすすめ手順
旧車の外装をライトルビーレッド風に仕上げる場合は、以下のような工程で試し塗りを行うと失敗しにくくなります。
- 下地処理とサフェーサー塗装を行う
- ゴールド系のベースカラーを塗装する
- ルビーレッド系の透明カラーを薄く重ねる
- 乾燥後に色味を確認する
- クリア塗装で艶を出す
特にキャンディカラーは一度濃くしてしまうと薄く戻すことが難しいため、薄い塗膜を何回も重ねながら調整することが大切です。
缶スプレーで純正カラーに近づける場合の注意点
市販の缶スプレーは手軽ですが、旧車の純正色を完全に再現するのは難しい場合があります。
理由は、純正塗装では下地カラー、顔料、クリア層などがメーカー指定の組み合わせで作られているためです。
例えば同じ赤色でも、ゴールド下地に薄く赤を重ねたものと、赤単色で塗ったものでは、太陽光の下で見た時の輝きや奥行きが大きく異なります。
CB400Fのカラー再現で失敗しないための方法
ヨンフォアのような価値のある旧車では、部分補修でも色合わせが重要になります。タンクやサイドカバーなど、部品ごとに色が違うと全体の印象が変わってしまいます。
可能であれば、目立たない部分でゴールド下地とルビーレッドの組み合わせを試し、実車の色と比較してから本塗装を行うことがおすすめです。
また、旧車専門の塗装店では純正カラーを再現した調色を依頼できる場合もあります。費用はかかりますが、完成度を重視する場合は専門業者への相談も選択肢になります。
まとめ:ゴールド下地+ルビーレッドで近づけることは可能だが調整が重要
CB400Fヨンフォアのライトルビーレッドは、下地によって印象が変わるキャンディ系カラーのため、ゴールド下地にルビーレッドを重ねる方法は明るい赤を作る手段として有効です。
ただし、ゴールドの種類や赤の重ね方によって仕上がりは変化するため、いきなり本番塗装をするのではなく試し塗りで調整することが大切です。
旧車の魅力を保つには、単に赤く塗るのではなく、下地・塗膜の厚み・クリアの仕上げまで考えて塗装することで、より純正ライトルビーレッドに近い美しい仕上がりを目指せます。


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