160cc前後でシートが低くコンパクトなバイクは?足つき重視で選ぶ150cc・160ccクラスおすすめ車種

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150~160ccクラスのバイクは、125ccクラスの扱いやすさを残しながら高速道路も走行できるため、街乗りから少し遠くへのツーリングまで対応しやすい排気量です。一方で「できるだけシートが低い」「車体が大きすぎない」という条件を加えると、候補は意外と限られます。

現在国内で新車購入しやすいモデルなら、まず注目したいのがホンダ PCX160です。シート高764mm、全長1,935mm、車両重量134kgで、160cc前後のスクーターとして足つきと車体サイズのバランスに優れています。よりアクティブなスタイルならADV160、マニュアル車ならスズキ・ジクサー150なども候補になります。

ただし、足つきの良さはシート高の数字だけでは決まりません。シート前方の幅、車体重量、足を下ろしたときの形状によって体感が大きく変わるため、最終的には実車へのまたがり確認が重要です。

最有力候補はホンダ PCX160

「160cc前後」「低めのシート」「大きすぎない車体」という条件を総合すると、PCX160は非常に分かりやすい候補です。現行PCX160は156ccの水冷単気筒エンジンを搭載し、シート高は764mm、全長1,935mm、全幅740mm、車両重量134kgです。[参照:Honda PCX/PCX160公式サイト]

シート高764mmは、このクラスとしては比較的低めです。スクーターなのでクラッチ操作もなく、信号の多い市街地での乗り降りや日常利用にも向いています。

PCX160は高速道路を利用できる排気量でありながら、250ccクラスのビッグスクーターほど車体が大きくありません。「原付二種くらいの感覚で扱えて、高速道路にも乗れる車種が欲しい」という用途には特に適しています。

ADV160はコンパクトだがPCX160よりシートが高い

同じホンダの156ccモデルにはADV160もあります。現行ADV160は全長1,950mm、全幅760mm、車両重量137kgで、PCX160と大きく離れたサイズではありません。[参照:Honda ADV160公式サイト]

ただしシート高は780mmなので、PCX160の764mmより16mm高くなります。数字だけを見るとわずかな差ですが、足つきを最優先する場合には実際にまたがって比較したいところです。

ADV160は荒れた路面への対応やアクティブなスタイルを意識したモデルなので、「低さ」を最優先するならPCX160、「多少高くてもADV系のデザインや走破性が欲しい」ならADV160という選び分けができます。

マニュアル車ならスズキ・ジクサー150も候補

スクーターではなく、クラッチとギア操作を楽しめる普通のオートバイ形状が希望なら、スズキ・ジクサー150があります。排気量は154ccで、国内のスズキ公式ラインアップにも掲載されています。[参照:スズキ 二輪車ラインアップ]

シート高は795mmなので、PCX160やADV160より高めです。そのため「とにかくシートが低い」という条件ではPCX160ほど有利ではありません。

一方、スクーターとは車体構造や乗車姿勢が異なるため、シート高の数値だけで足つきを比較することもできません。マニュアル車が希望なら、一度実車へまたがって足の着き方と車体の取り回しを確認する価値があります。

160ccにこだわらなければ125ccにはさらに小さい選択肢がある

高速道路を利用する予定がなく、「低くて小さいこと」が最優先なら、125ccクラスまで候補を広げると選択肢が増えます。例えばスズキ・アドレス125はシート高770mmで、現在のスズキ国内ラインアップに設定されています。[参照:スズキ 二輪車ラインアップ]

バーグマンストリート125EXは全長1,905mm、全幅700mm、シート高780mm、装備重量112kgです。PCX160の134kgと比べても軽いため、駐車場で押したり方向転換したりするときの扱いやすさを重視する人には魅力があります。[参照:スズキ バーグマンストリート125EX]

ただし125cc以下の原付二種は高速道路や自動車専用道路の一部を走れません。「たまに高速道路へ乗りたい」という目的があるなら、150~160ccクラスを選ぶ意味が大きくなります。

主要候補をシート高・サイズ・重量で比較

足つきと取り回しを重視する場合は、排気量だけでなくシート高、全長、全幅、重量を並べて比較すると分かりやすくなります。

車種 排気量 シート高 全長 重量
Honda PCX160 156cc 764mm 1,935mm 134kg
Honda ADV160 156cc 780mm 1,950mm 137kg
SUZUKI ジクサー150 154cc 795mm - -
SUZUKI バーグマンストリート125EX 124cc 780mm 1,905mm 112kg
SUZUKI アドレス125 124cc 770mm - -

160cc前後という条件を維持したままシート高を優先すると、PCX160の764mmが目立ちます。全長も2m未満なので、極端に大柄な車体ではありません。

シート高760mmでも足が着くとは限らない理由

バイク選びでは「身長○cmならシート高○mmまで」と単純に決めることはできません。同じ身長でも股下や体格が異なるほか、バイク側にもシート幅の違いがあるためです。

例えばシート高が低くても座面が横に広ければ、足を斜め外側へ出すことになり、想像より地面へ届きにくくなることがあります。反対にシート高が少し高くても、前方が絞り込まれている車種なら足を真っすぐ下ろしやすい場合があります。

また停車時には両足が完全にべったり着くことだけが安全性の基準ではありません。片足を確実に地面へ着け、反対側の足でブレーキ操作を行えるか、傾いた車体を支えられるかといった点も重要です。

小柄な人は「重量」と「重心」も必ず確認する

シート高と同じくらい重要なのが車両重量です。信号待ちでは問題なくても、駐車場で後ろへ押す、狭い場所で方向転換する、少し傾いた車体を立て直すといった場面では重量の差を感じます。

例えばPCX160は134kg、ADV160は137kgです。250ccクラスの大型スクーターと比較すれば軽量ですが、100kg前後の125ccスクーターから乗り換えると重さを感じる可能性があります。

販売店でまたがる際には足が着くかだけで終わらせず、許可を得たうえで車体を起こした状態から少し左右へ傾けた感覚や、押し引きのしやすさまで確認すると実際の使用感を判断しやすくなります。

ローダウンは最初から行わず純正状態を確認する

足つきを改善する方法としてローダウンシートやローダウン用サスペンションが販売されている車種もあります。しかし最初から車高を下げる前提で選ぶのではなく、まず純正状態で問題なく扱える車種を探すのがおすすめです。

サスペンションによるローダウンは、最低地上高やサスペンションストローク、車体姿勢などへ影響する可能性があります。サイドスタンド使用時の車体角度が変化する場合もあります。

数値上ではPCX160が少し高く感じても、実際にまたがれば十分扱えることがあります。逆にスペック上は低くても、車体幅や重量が自分に合わない場合があります。カタログ値で候補を絞り、最後は実車確認するという順番が確実です。

まとめ:160cc前後で低くコンパクトならPCX160が有力候補

160cc前後で「シートが低い」「車体が大きすぎない」という条件なら、現行Honda PCX160は有力な選択肢です。156ccでシート高764mm、全長1,935mm、車両重量134kgとなっており、高速道路を走れるクラスとして扱いやすいサイズにまとまっています。

少し高いシートでもアクティブなスタイルを求めるならADV160、マニュアル操作を楽しみたいならジクサー150も比較候補になります。高速道路が不要なら125ccまで広げることで、さらに軽量・コンパクトな車種を選べます。

最終的にはシート高の数字だけで決めず、販売店で実際にまたがり、片足・両足の着き方、車体を支えたときの重さ、ハンドルを切った状態での取り回しまで確認することが大切です。特に足つきを最優先するなら、PCX160を基準に複数車種へ実際にまたがって比較すると、自分に合う一台を見つけやすくなります。

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