バイクのオイル交換では、オイルジョッキを使って指定量を入れる人が多くいます。しかし、4L缶から何回分入れられるか計算した時に、最後の1回で量が足りなくなることがあります。これはオイルジョッキの目盛りや計量方法、オイル缶の容量などが関係している場合があります。
この記事では、カブ110などの小排気量バイクでオイル量を管理する際に知っておきたい、オイルジョッキの誤差や正しい入れ方、計算通りにならない理由について詳しく解説します。
オイルジョッキの目盛りは完全に正確ではない
オイルジョッキに表示されている800ccや1Lなどの目盛りは、精密な計量器ほど正確ではありません。
一般的なオイルジョッキは、DIYでオイル交換をするための工具として作られており、多少の誤差が発生することがあります。製品によっては目盛りと実際の容量に数%程度の違いが出る場合があります。
例えば800ccを入れたつもりでも、実際には780cc程度だったり、逆に820cc程度入っている可能性もあります。
4Lオイル缶が計算通り5回使えない理由
800ccのオイルが必要なバイクの場合、単純計算では4L缶で5回分になります。しかし、実際にはぴったり5回使えるとは限りません。
理由の一つは、オイル缶や容器の中に少量のオイルが残るためです。缶を逆さにしても完全にすべてのオイルを取り出すことは難しく、数十cc程度残ることがあります。
また、オイルジョッキや漏斗、注入口周辺にも少量のオイルが付着するため、毎回少しずつロスが発生します。
バイクメーカー指定のオイル量にも種類がある
カブ110の場合、オイル交換時の規定量は年式や作業条件によって異なる場合があります。
オイル量には「オイル交換時の量」と「エンジン分解時の量」など複数の基準があり、取扱説明書に記載されている数値を確認することが大切です。
また、実際のオイル量は入れた量だけでなく、車体を水平にした状態でオイルレベルゲージなどを確認して判断する必要があります。
オイル交換では量より最終確認が重要
オイル交換では、ジョッキの数字だけを信じるよりも、最後にオイル量を確認することが重要です。
例えば800ccを入れる予定でも、一度に全部入れず、少し少なめに入れてからエンジンを数分回し、停止後にオイルレベルを確認すると入れすぎを防げます。
オイルが少なすぎる状態も問題ですが、入れすぎもエンジン内部の抵抗増加や不具合につながる可能性があります。
オイルジョッキの誤差を減らすためのポイント
オイル量をできるだけ正確に管理したい場合は、信頼できるオイルジョッキを使用することがおすすめです。
また、目盛りだけに頼らず、計量カップなどで一度確認してオイルジョッキのクセを把握しておく方法もあります。
長期間同じジョッキを使っている場合は、目盛り部分が劣化したり見えにくくなったりすることもあるため、定期的に状態を確認すると安心です。
まとめ|オイルジョッキの量が合わないのは珍しいことではない
4L缶から800ccずつ入れる計算をしていても、最後に量が足りなくなることは珍しくありません。オイル缶の残量、容器への付着、ジョッキの目盛り誤差など、複数の要因が影響します。
カブ110のような小排気量バイクでは、少しの量の違いが気になることもありますが、最終的には車体を水平にしてオイル量を確認することが大切です。
オイル交換は正しい量を入れることだけでなく、定期的に状態を確認しながら管理することで、エンジンを長く良い状態に保つことにつながります。

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