BMW GSシリーズやアフリカツイン、テネレ700などの大型アドベンチャーバイクは、長距離ツーリングや未舗装路走行にも対応できる人気ジャンルです。しかし購入を検討する際、多くのライダーが気になるのが足つき性です。この記事では大型アドベンチャーバイクの足つき事情や、実際の乗り方のコツについて解説します。
大型アドベンチャーバイクは足つきが悪いと言われる理由
大型アドベンチャーバイクは悪路走破性を重視して設計されているため、一般的なロードバイクよりもシート高が高く設定されています。
サスペンションのストローク量が大きく、地上高を確保する必要があるため、シート高が850mm~900mmを超えるモデルも珍しくありません。
そのため、同じ身長でもネイキッドバイクやスポーツツアラーと比較すると足つきが悪く感じられることがあります。
身長別の足つきイメージ
| 身長 | 一般的な足つきの目安 |
|---|---|
| 160cm前後 | 片足のつま先が届く程度が多い |
| 165~170cm | 片足なら比較的安定しやすい |
| 175cm以上 | 多くの車種で安心感が高い |
| 180cm以上 | 両足がしっかり着く車種も多い |
ただし股下の長さやシート幅によって体感は大きく異なります。
実は足つきよりも重心の方が重要
大型アドベンチャーバイクでは、単純な足つきだけでなく重心位置も重要です。
例えば250kg近い車体でも低重心設計のモデルは取り回しがしやすく、逆に軽量でも重心が高いモデルは不安定に感じる場合があります。
停止時に両足ベッタリ着くことよりも、片足で安定して支えられるかが重要です。
足つきに不安がある場合の対策
大型アドベンチャーバイクには足つきを改善する方法もあります。
- ローシート仕様を選ぶ
- ローダウンキットを利用する
- 厚底のライディングブーツを履く
- 停止時は片足をしっかり着く乗り方を覚える
メーカー純正でシート高を調整できるモデルも増えているため、購入前に確認してみるとよいでしょう。
試乗で確認したいポイント
カタログのシート高だけで判断するのは危険です。
シート幅が狭い車種は数値以上に足が届きやすく、逆にシート幅が広い車種は足つきが悪く感じることがあります。
可能であれば販売店で跨がるだけでなく、試乗して停止時やUターン時の感覚も確認することをおすすめします。
大型アドベンチャーバイクは慣れで乗れるようになる?
多くのオーナーは購入当初こそ足つきに不安を感じますが、乗車姿勢や停車時の体重移動に慣れることで問題なく扱えるようになっています。
実際には身長170cm未満でも大型アドベンチャーバイクを楽しんでいるライダーは少なくありません。
重要なのは無理に両足を着こうとせず、自分に合った乗り方を身につけることです。
まとめ
大型アドベンチャーバイクは一般的なバイクよりシート高が高いため足つきが悪い傾向があります。しかし、実際の扱いやすさはシート幅や重心設計、ライダーの慣れによって大きく変わります。購入を検討している場合はカタログスペックだけで判断せず、試乗や実車確認を行い、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。


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