新型マツダCX-5のユーザープロファイルでシート位置を変更する方法|ドライバーパーソナライゼーションの再登録を解説

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新型マツダCX-5には、運転する人に合わせてシート位置などを記憶・復元する「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」が用意されています。最初にユーザープロファイルを作成してドライビングポジションを登録したものの、しばらく乗ってから「もう少しシートを後ろにしたい」「ミラー角度を変えたい」と感じることもあるでしょう。

この場合、プロファイルそのものを削除して最初から作り直す必要はありません。現在のシートやミラーなどを好みの位置に調整したうえで、マツダコネクトの「Position Memory」からドライバーパーソナライズポジションを再登録できます。

ただし、CX-5は年式・仕様によってドライビングポジションの記憶方法が異なります。従来型CX-5にはシート横のSET・1・2スイッチを使用する方式もあるため、ここでは新しいドライバー・パーソナライゼーション搭載車を中心に、違いも含めて整理します。

新型CX-5のユーザープロファイルとは

新しいCX-5のドライバー・パーソナライゼーション・システムでは、ドライバーモニタリングカメラを利用して運転者を認識し、登録されたユーザープロファイルに応じた設定を利用できます。マツダ公式取扱説明書では、プロファイルのセットアップ時に顔情報とドライバーポジション情報を登録できると案内されています。[マツダ公式取扱説明書参照]

ドライビングポジションとして扱われるのは単純なシートの前後位置だけではありません。自動調整では、運転席シートの角度・前後位置・全体高さ・前端高さに加えて、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示高さやドアミラー角度も調整対象になります。

つまり「プロファイルのシート位置を変更する」という操作は、ユーザー名などを編集するのではなく、そのユーザーに紐付いているドライビングポジションの記憶内容を更新すると考えると分かりやすくなります。

登録済みのシート位置を変更する基本手順

まず車両の電源をONにし、普段どおり運転席に座ります。そしてシートの前後、高さ、背もたれなどを操作して、これから使用したい位置へ合わせます。必要に応じてドアミラーなども好みの位置へ調整します。

次にマツダコネクトのホーム画面からナビゲーションバーを開き、「Position Memory」を選択します。設定画面にある「ドライバーパーソナライズポジション」の編集に該当するアイコンを選択し、画面の案内に従って操作します。マツダ公式取扱説明書にも、ドライビングポジションの編集・削除はこの手順で行うことが記載されています。[マツダ公式・編集方法参照]

ポイントは、先にシートを希望する位置へ動かしてからPosition Memoryで登録内容を更新することです。プロファイルを削除して作り直す操作ではありません。

現在の位置をそのまま記憶させることもできる

マツダ公式取扱説明書では「現在のドライビングポジションを登録するとき」の操作も案内されています。車両の電源をONにしてマツダコネクトから「Position Memory」を開き、「ドライバーパーソナライズポジション」の横に表示される登録用アイコンを選び、画面の指示に従います。[マツダ公式・Position Memory参照]

例えば購入時に自動調整された位置から、数週間乗った結果「シートを2cmほど後ろにしたほうが運転しやすい」と感じたとします。この場合はシートを実際にその位置へ動かし、その状態を新しいドライバーパーソナライズポジションとして記憶させればよいわけです。

シートを動かしただけでは、次回ユーザープロファイルが呼び出された際に以前の登録位置へ戻る可能性があります。変更後の位置を今後も使いたいのであれば、Position Memoryで登録内容まで更新しておくことが重要です。

身長からドライビングポジションを自動調整する機能もある

新型CX-5のドライバー・パーソナライゼーションでは、現在の位置を手動登録する方法とは別に、ドライビングポジションを自動調整する機能も用意されています。

マツダコネクトで「Position Memory」を開き、「ドライビングポジション調整」を選択すると、画面の案内に従って運転者の身長を登録できます。その後の指示に従うことで、シートなどが自動調整されます。

自動調整された位置が必ず自分にとって完璧とは限りません。まず自動調整を基準にし、実際にハンドルやペダルを操作して微調整したうえで記憶させるという使い方もできます。

ポジションメモリー1・2とは別に考えると分かりやすい

新しいシステムには「ドライバーパーソナライズポジション」のほか、ドライビングポジションメモリーとして「ポジションメモリー1」「ポジションメモリー2」を利用する機能もあります。

マツダ公式説明書では、ポジションメモリー1または2についても、希望する位置へ調整して登録でき、すでに登録している場合には再登録することができます。[マツダ公式・ドライビングポジションメモリー参照]

例えば普段の運転姿勢をユーザープロファイル側へ登録し、別の姿勢をポジションメモリーへ登録するといった使い分けができます。どの記憶位置を変更しているのか分からなくなった場合は、「ユーザープロファイルに紐付いた位置」なのか「ポジションメモリー1・2」なのかを確認すると整理しやすくなります。

顔認識がうまくいかないと設定が保存されないことがある

シート位置を変更しても期待どおりに呼び出されない場合は、ユーザープロファイルの認識状態も確認してみましょう。マツダによると、ゲストとして認識された場合や自分でゲストを選択した場合は、運転者の各種設定が保存されません。

またサングラスやマスクなどを着用している場合や、顔とドライバーモニタリングカメラの間に物がある場合は、正しく認識できないことがあります。認識されにくい場合は顔データを再登録することもできます。

設定変更時には、マツダコネクト上で自分のユーザープロファイルが選択・認識されているか確認してから操作すると安心です。

従来型CX-5ではSET・1・2ボタンで再登録する

注意したいのが、同じ「CX-5」でも年式によって操作方法が大きく違うことです。従来型のKF系CX-5などでは、運転席シート横にSET・1・2のメモリースイッチが装備されている仕様があります。

このタイプでは、パーキングブレーキをかけ、セレクトレバーをPにしてエンジンを始動し、シート位置などを好みの位置へ調整します。その後SETスイッチをビープ音が鳴るまで押し、5秒以内に記憶させたい1または2のスイッチを押すという方法です。キーへ記憶させる方法もあります。[マツダ公式・CX-5取扱説明書一覧参照]

したがって、インターネットでCX-5のシートメモリーを検索して「SETボタンを押す」という説明が出てきても、新しいユーザープロファイル方式の車両ではそのまま当てはまらない場合があります。自分のCX-5の年式・車台番号に対応する取扱説明書を確認することが確実です。

変更しても元の位置に戻る場合に確認したいこと

シートを調整したのに次回乗車時に元へ戻ってしまう場合、単にシートを動かしただけで、新しい位置をドライバーパーソナライズポジションへ記憶させていない可能性があります。Position Memoryから再登録まで完了しているか確認しましょう。

次に、自分ではなく別のプロファイルやゲストとして認識されていないか確認します。複数人が同じCX-5を利用している場合は、どのユーザーが選択されているのかも重要です。

それでも設定が意図したように保存・復元されない場合は、車両の年式やソフトウェア状態によって画面構成が異なる可能性もあります。マツダ公式の電子取扱説明書では車台番号に対応した説明書を確認できるため、実車に対応するものを参照するか、販売店へ相談すると確実です。[マツダ公式CX-5オーナーズマニュアル参照]

まとめ|新型CX-5のシート位置変更はPosition Memoryから再登録する

新型マツダCX-5のドライバー・パーソナライゼーションで登録したシート位置を後から変更したい場合、ユーザープロファイルを削除して一から登録し直す必要はありません。

希望するシート・ミラーなどの位置へ調整したうえで、マツダコネクトの「Position Memory」を開き、「ドライバーパーソナライズポジション」の編集・登録操作を行うのが基本です。身長を入力してドライビングポジションを自動調整する機能や、ポジションメモリー1・2も利用できます。

一方、従来型CX-5ではシート横のSET・1・2スイッチを使う仕様があるため、ネット上の操作方法が自分の車に当てはまるとは限りません。マツダ公式の取扱説明書で年式・車台番号に合った操作方法を確認し、ユーザープロファイルが正しく認識された状態で新しいドライビングポジションを登録することがポイントです。

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