オデッセイRC4のスタッドレスはRC5に流用できる?ホイールサイズ・タイヤ外径・PCDを比較して解説

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2018年式のホンダ・オデッセイRC4から現行のRC5へ乗り換える場合、これまで使っていたホイール付きスタッドレスタイヤをそのまま使えるのか気になるところです。同じオデッセイでPCDなども共通するため、一見すると問題なく装着できそうに見えます。

しかし、RC4とRC5では純正タイヤサイズが変更されています。ホイールそのものは流用できる可能性がありますが、2018年式RC4用のスタッドレスタイヤをタイヤ付きのままRC5へ流用することは、サイズや荷重指数の違いから基本的には慎重に判断する必要があります。

特に確認すべきなのは、現在使用しているスタッドレスの「タイヤサイズ」「ホイール径・リム幅・インセット」「PCD・穴数・ハブ径」「ロードインデックス」です。RC4だから使える、RC5だから使えない、と型式だけで判断することはできません。

2018年式RC4とRC5では純正タイヤサイズが違う

2018年式のRC4オデッセイハイブリッドでは、グレードによって215/60R16や215/55R17が純正サイズとして使用されていました。ブリヂストンの車種別検索でも、2017年以降のRC4についてHYBRID系が215/60R16、HYBRID ABSOLUTE系が215/55R17とされています。[ブリヂストン参照]

一方、RC5はe:HEV ABSOLUTEが215/60R17、e:HEV ABSOLUTE・EXとBLACK EDITIONが225/50R18です。Honda公式も、17インチ仕様を215/60R17 96H、18インチ仕様を225/50R18 95Vと案内しています。[Honda公式参照]

したがって、2018年RC4で使っていた215/55R17のスタッドレスと、RC5の215/60R17は同じ17インチでも別サイズです。「17インチだからそのまま使える」とは判断できません。

RC4の215/55R17をRC5に付けると外径が小さくなる

215/55R17の理論上の外径は約668mmです。それに対してRC5 ABSOLUTE純正の215/60R17は約690mmとなり、直径で約22mm、約3%の差があります。

タイヤ外径が小さくなると、同じ実速度でも車輪の回転数が増えるため、速度計や走行距離表示に誤差が生じます。車高もわずかに低くなります。またABS、VSAなど車両制御との組み合わせを考えても、メーカー指定サイズから安易に大きく外すことはおすすめできません。

RC5 ABSOLUTE・EXの225/50R18は外径約682mmです。RC4の215/55R17との差は17インチ仕様ほど大きくありませんが、それでもRC5の指定タイヤではありません。インチダウンする場合は「RC4で使っていたサイズ」ではなく、RC5への適合が確認されたタイヤ・ホイールの組み合わせを選ぶことが重要です。

ロードインデックスの違いも見逃せない

タイヤサイズだけでなく、タイヤが支えられる荷重を示すロードインデックスも重要です。RC5の215/60R17はHonda公式で96H、225/50R18は95Vとなっています。

一方、2018年RC4で一般的だった215/55R17は94V、215/60R16は95Hです。つまりRC4用スタッドレスの銘柄によっては、RC5純正タイヤよりロードインデックスが低い可能性があります。

外径が近いかどうかだけでなく、RC5の車両重量に対して必要な負荷能力を満たしているかも必ず確認してください。スタッドレスタイヤの場合はサイズ末尾の「94Q」「96Q」などまで確認する必要があります。

ホイール側の基本寸法には共通点が多い

一方で、RC4とRC5のホイールには共通する部分があります。RC5のHonda純正ホイールはPCD114.3mm、5穴、ハブ径64mm、インセット55mmです。17インチ仕様は7Jです。[Honda公式・ホイールスペック参照]

2018年RC4も代表的な純正17インチ仕様ではPCD114.3mm、5穴、ハブ径約64mm、インセット55mmという組み合わせが使われていました。このため、RC4で使用していた17インチホイール自体については、RC5でも使用できる可能性があります。

例えばRC4で17×7J、PCD114.3、5穴、インセット+55前後のホイールを使っている場合、ホイールを残してRC5適合サイズの215/60R17スタッドレスへ組み替えるという方法は検討できます。ただし実車への適合確認は必要です。

16インチのRC4用スタッドレスは特に注意

2018年RC4では215/60R16の16インチタイヤも純正採用されていたため、冬用として16インチホイールを使っている車も多くあります。しかしRC5はHonda公式上、17インチまたは18インチが標準です。

PCDや穴数が同じでも、ホイールの内側がブレーキキャリパーなどに干渉すれば装着できません。ホイールメーカーのRC5適合表でも17インチからの設定となる製品があり、16インチなら何でも装着できるわけではありません。

そのため、RC4で使っていた16インチセットについては「穴が合うから大丈夫」と判断せず、ホイール品番まで含めてRC5への適合確認を取るのが安全です。

RC4のホイールだけ残してタイヤを交換する方法もある

RC4で使用していたスタッドレスホイールが17インチで、RC5へのホイール適合が確認できるのであれば、古い215/55R17スタッドレスを外し、RC5に適した215/60R17へ交換してホイールを再利用できる可能性があります。

例えばRC5 ABSOLUTEの純正サイズは215/60R17 96Hです。スタッドレスでは速度記号が異なる商品もありますが、負荷能力やメーカーの適合条件を満たす製品を選びます。RC5 ABSOLUTE・EXを17インチへインチダウンする場合についても、RC5の該当グレードへの適合が確認されたホイールであることが前提です。

この方法ならホイール4本を買い直さずに済む可能性があります。現在のスタッドレスが古く交換時期に近い場合は、RC5への乗り換えを機にタイヤだけ新しくするのも現実的です。

社外ホイールならナットやキャリパークリアランスも確認する

RC4で使用しているホイールがHonda純正ではなく社外品の場合は、サイズ表記だけでは判断できません。同じ17×7J、5H114.3、+55でも、スポークやディスク部分の形状によってブレーキキャリパーとのクリアランスが異なります。

さらにナット座面にも注意が必要です。Honda純正ホイールではHonda純正ナットに対応した球面座が使われますが、一般的な社外ホイールではテーパー座ナットを使用するものが多くあります。ホイールに合わないナットを流用すると、安全に締結できません。

ホイールの裏側に刻印されているメーカー名・商品名・サイズ・インセットを確認し、ホイールメーカーやタイヤ専門店、Honda販売店へRC5の型式とグレードを伝えて確認するのが確実です。

現在のスタッドレスで確認するべき項目

流用できるか調べるときは、まずタイヤ側面を見ます。「215/55R17 94Q」のようにサイズが記載されているため、この数字を控えておきます。次にホイール裏側などから「17×7J」「+55」「5H114.3」といった情報を確認します。

確認したいのは、タイヤサイズとロードインデックス、ホイール径、リム幅、PCD、穴数、インセット、ハブ径、ナット座面、そしてRC5でのブレーキクリアランスです。

タイヤ専門店に現物を持ち込めば判断しやすくなります。RC5の車検証に記載された型式とグレードも伝えれば、装着可否だけでなく適正なスタッドレスタイヤサイズまで確認してもらえます。

まとめ|RC4のスタッドレスセットは「そのまま流用」より個別確認が必要

2018年式RC4からRC5へ乗り換える場合、RC4用ホイールがRC5でも使える可能性はありますが、スタッドレスタイヤまで含めたセットをそのまま流用できるとは限りません。

特に2018年RC4 ABSOLUTE系で一般的な215/55R17に対し、RC5 ABSOLUTEは215/60R17となっており、同じ17インチでもタイヤ外径とロードインデックスが異なります。RC4の215/60R16セットなら、RC5での16インチホイールのブレーキクリアランスも確認が必要です。

したがって現実的には、現在のタイヤ・ホイールに記載されたサイズを確認し、RC5のグレードを指定して適合確認を取るのが確実です。17インチホイールがRC5にも正式に適合するのであれば、ホイールだけを流用してRC5向けの215/60R17スタッドレスへ組み替える方法も有力です。乗り換え時にHonda販売店やタイヤ専門店へ現在のホイールを見せて確認してもらうと、安全性と費用の両方を考えた判断ができます。

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