バイクのお手入れに便利な「シュアラスター ゼロフィニッシュ」。その万能性からフロントスクリーンにも使用できるとされていますが、スモーク仕様や特定メーカー製のスクリーンに使用しても問題がないのか、気になる方も多いのではないでしょうか?この記事では、スモークスクリーンやヨシムラ製スクリーンへの使用可否、そして表裏両面への施工可否などを詳しく解説します。
ゼロフィニッシュとは?特徴と基本的な用途
「シュアラスター ゼロフィニッシュ」は、洗車後の仕上げや簡易コーティング剤として人気のスプレータイプのケミカルです。水なしでも使用でき、ボディ、ホイール、ヘルメットのシールドなど幅広い素材に対応します。
主成分はシリコーン系で、コーティング後にツヤ出し・撥水効果を得られるのが特徴です。塗装面はもちろん、樹脂・メッキ・ガラスなどにも使用可能な点から、スクリーン用途にも適しているとされています。
スモークスクリーンへの使用は可能?
結論から言えば、ゼロフィニッシュはスモークスクリーンにも基本的に使用可能です。ただし、スクリーンの材質(ポリカーボネート、アクリルなど)によっては注意が必要です。
スモーク加工は素材そのものに色を練り込んでいる場合と、後加工で着色されている場合があります。後者の場合は溶剤の影響を受けやすくなるため、目立たない箇所で試してからの使用をおすすめします。
ヨシムラ製スクリーンとの相性
ヨシムラのフロントスクリーンは高品質で知られ、多くはポリカーボネート製やアクリル製です。シュアラスター公式では「アクリルや樹脂にも使用可」とされており、問題なく使用できるケースが多いです。
ただし、スクリーンのコーティングや表面加工の有無によっては稀に相性が悪いこともあります。説明書や公式サイトの注意書きに従い、万一のためにまずは一部分でテスト施工するのが賢明です。
スクリーンの表裏両面に使用可能か?
ゼロフィニッシュは表裏両面に使用すること自体は可能ですが、内側(ライダー側)への施工には注意が必要です。特にミストの拭き残しが視界を妨げる恐れがあるため、施工後は丁寧に拭き取りましょう。
また、スクリーン裏面はホコリや皮脂汚れが残りやすいため、十分な洗浄と乾拭きの後に施工するのが望ましいです。
施工時のポイントと注意点
- 必ず陰干しできる環境で使用する(高温時や直射日光下はNG)
- クロスは柔らかいマイクロファイバーを使用
- 一度に大量に噴射せず、少量ずつ施工
- スモークスクリーン特有の傷や拭きムラが目立ちやすいため丁寧に
これらを守ることで、スクリーンを美しく保ちつつ、ゼロフィニッシュの効果を最大限引き出せます。
まとめ:相性は良好、でも「試して確認」が基本
シュアラスター ゼロフィニッシュはスモークスクリーンやヨシムラ製スクリーンにも使用可能ですが、素材やコーティングの違いによっては仕上がりに差が出ることもあります。
目立たない箇所で試してから全面に施工するのが鉄則です。正しい使い方をすれば、透明感のある美しいスクリーンを長く保つことができます。
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