Iseki PM40(エンジン型式FG201G)のキャブレター形式と交換ユニットの選び方

車検、メンテナンス

古い田植え機Iseki PM40(エンジン型式FG201G)をご使用中で、キャブレターをユニットごと交換したいとお考えの方に向けて、標準仕様や代替部品の選定ポイントをわかりやすくご説明します。

キャブレターの純正形式は?

FG201Gに搭載されるエンジンの純正キャブレターは、一般的に
ケーヒン製の小型汎用エンジン用キャブレターであることが多いです。ただし年代によって仕様変更があるため、正確にはエンジン横またはキャブ本体に刻印された型式(例:B-型、K-型など)を確認する必要があります。

識別方法としては、キャブ側面の刻印やエアクリーナー側面のステッカーの有無も参考になります。

代替パーツを選ぶ際のポイント

純正が入手困難な場合は、互換品を選ぶ際のチェック項目として以下を確認してください。

  • フランジ(取り付け部)形状とボルト間ピッチが一致しているか
  • インレット・アウトレット径が合っているか
  • チョーク式/フロート形状が同仕様
  • ガスケットやOリングが同梱されているか

これを満たせば、汎用品やエンジン製造元(海外OEM含む)の互換キャブで代替可能です。

実例:汎用エンジン用キャブの流用ケース

たとえば、海外汎用エンジン用のキャブレター(ケーヒン_EXPORTなど)は流用品として人気があります。

実際に他のFG201G搭載機で使用された例では、外観が同形状でガスケットのみ交換して対応できたという報告も。

キャブ交換の手順と注意点

交換の際は下記の流れと注意点を押さえておくとスムーズです。

  1. 古いキャブを取り外し、刻印やボルトピッチを採寸
  2. 互換品の寸法・仕様を確認し部品を選定
  3. ガスケット・Oリングを新品交換
  4. 取付後、チョーク・アイドリング調整を実施
  5. 試運転し、アイドリングや吹け上がりを最終確認

作業マニュアルが残っていない場合は、ネット上で同型エンジンの資料を探すか、専門ショップに相談すると安心です。

相談先と部品調達のヒント

・地元の農機具店やIseki正規販売店に「FG201G用キャブの型式確認」を依頼する
・ウェビックやモノタロウ、オークションサイトでFG201G キャブレターと検索して実例情報をチェック
・中古農機パーツ専門店で「PM40対応」を条件に探してみる

また、国内型式がLED刻印されていない場合、寸法が一致すれば海外OEMの汎用品でも問題なく装着されるケースがあります。

まとめ:刻印確認と寸法一致がカギ

Iseki PM40(FG201G)のキャブ交換を検討する場合、まずはキャブ本体に刻印された型式を確認し、汎用品でも寸法が合えば交換可能です。部品選びに迷ったときは、寸法図や互換リストの確認、専門店への相談がおすすめです。

純正部品が入手困難でも、適合する互換品を見つければ、動作回復とコスト削減の両立が可能です。

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