ダウンサス×ローファースポーツショックの相性は?3cmダウン時のベストな足回り選びとは

カスタマイズ

車のカスタムの中でも、乗り心地と見た目を同時に変えられるサスペンション交換は人気の手法です。特にダウンサスと社外ショックアブソーバーの組み合わせを検討する際は、その相性が重要になります。本記事では「3cmのダウンサス」と「カヤバのローファースポーツショック」を組み合わせたときの適合性や注意点を詳しく解説します。

ダウンサスとは?その基本とメリット

ダウンサスは、ノーマルの車高より車体を低くするスプリングで、通常は約2〜4cm程度のダウン量が一般的です。車高を下げることで重心が低くなり、コーナリング性能の向上や見た目のスポーティさが期待できます。

3cm程度のダウンであれば、乗り心地と走行性能のバランスが良く、日常使いにも適したカスタムと言えるでしょう。

ローファースポーツショックとは?

KYB(カヤバ)のローファースポーツショックは、ダウンサスと併用することを前提に設計されたショックアブソーバーです。ストローク量が純正よりも10mm(1cm)ほど短く、沈み込みの少ない締まった乗り味が特徴です。

このストローク短縮は、過度なローダウンで底突き(バンプタッチ)を防ぐための設計で、ダウンサスとの組み合わせで最大限のパフォーマンスを発揮します。

3cmダウンに10mm短縮ショックは適合するか?

結論から言えば、「3cmダウン × ローファースポーツ(-10mm)」は十分に適合範囲内です。ショックのストロークが3cm短くなる必要はなく、ダウンサスが短くなる分は、ショックの減衰力と縮み方向のストローク最適化で対応できます。

逆に純正ショックにダウンサスを装着した場合、縮みすぎで底突きやバンプラバーへの接触が増えるリスクがあり、ローファースポーツのような専用設計のショックを併用することで安全性と乗り心地が向上します

実例:3cmダウン+ローファースポーツ装着車のユーザーインプレ

あるトヨタ86のユーザーは、RS★Rの3cmダウンサスとカヤバのローファースポーツを装着したところ、純正よりも引き締まった足回りと安定感が得られたと評価しています。

また、日産ノートE12で同様の組み合わせを行ったユーザーも、日常使いから峠道まで快適に走行できると好評でした。特に乗り心地が硬すぎず、ロールも減って安心感があるという声が多数です。

サスとショックの組み合わせで気をつけるポイント

  • バンプストップの変更:純正のままだと底突きの危険あり。短めのバンプラバーに交換することを推奨。
  • アライメント調整:車高を下げることでキャンバー・トーが変化するため、アライメントの再調整は必須です。
  • 車検対応:車高が保安基準(最低地上高90mm)を満たしているか確認しましょう。

また、過度なローダウンではショックの耐久性が落ちるため、設計バランスの取れたパーツを選ぶことが大切です。

まとめ|3cmダウンとKYBローファースポーツは相性良好

ダウンサスで3cmの車高ダウンを狙う際、KYBのローファースポーツとの組み合わせは非常にバランスが良く、快適性・安全性・走行性能のいずれも向上が期待できます

重要なのは、単なる見た目だけでなく、実際の走行や日常使用での快適性を重視した足回りの設計です。信頼できる製品を選び、正しい施工とアライメント調整を行えば、ストレスのないカスタムライフが手に入るでしょう。

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