モンキーのカスタムでは、スイングアームやホイールサイズを変更することで見た目や走行性能を大きく変えることができます。しかし、社外品や中華パーツを組み合わせた場合、取り付け時にホイールのセンターがずれたり、リアサスに干渉したりするトラブルが発生することがあります。
特にフレーム・スイングアーム・ホイールのメーカーが異なる車両では、純正同士のような精度で組み付けできない場合があります。この記事では、モンキーのスイングアーム交換後にリアホイールがセンターに出ない原因や、確認すべきポイントについて詳しく解説します。
カスタム車両の調整では、無理に組み込むのではなく、どこで位置がずれているのかを確認することが安全な仕上げにつながります。
モンキーのリアホイールがセンターからずれる主な原因
リアホイールが左右どちらかに寄ってしまう場合、単純にホイールの向きだけが原因とは限りません。スイングアームやカラー、ハブ周辺の寸法が合っていない可能性があります。
モンキーのようなカスタムベースとして人気の車両では、純正部品以外のパーツが多く流通しています。そのため、「モンキー用」と書かれていても、すべての組み合わせで正常に取り付けできるとは限りません。
例えば、ロンスイから短いスイングアームへ交換した場合、スイングアーム幅やチェーンライン、ホイール取り付け位置が変化することがあります。
スイングアームの幅とホイール幅が合っているか確認する
社外スイングアームへ交換した際によくある問題が、スイングアーム側の取り付け幅とホイール側の幅が合っていないケースです。
ホイールがギリギリ入る状態の場合、左右のクリアランスが不足している可能性があります。その状態で無理に締め付けると、ホイールが片側へ押された状態になり、センターがずれる原因になります。
確認するポイントは以下の通りです。
- スイングアーム内側の幅
- ホイールハブの幅
- 左右カラーの長さ
- アクスルシャフトを締めた時の位置
カラーの長さが合っていない場合、見た目では取り付けできていてもホイール位置が正しく出ません。
ホイールカラーやハブの組み間違いにも注意
リアホイールのセンターずれでは、カラーの左右入れ間違いや、ホイールの組み方が原因になることもあります。
特に10インチホイールなど社外品が装着されている車両では、純正とは異なるカラーやスペーサーが使われている場合があります。
例えば、左右のカラーを入れ替えるだけで数ミリ単位のズレが発生し、リアサスへの干渉やチェーンラインの狂いにつながります。
ホイールを外した状態で、左右のカラーの長さをノギスなどで測定し、サービスマニュアルや購入時の状態と比較すると原因を特定しやすくなります。
リアサスに干渉する場合に確認する部分
ホイールがリアサスへ当たる場合、ホイール自体が太すぎるだけではなく、取り付け位置が左右にずれている可能性があります。
本来リアホイールは、フレーム中心・チェーンライン・スプロケット位置が合うように調整されています。どこか一箇所でもずれると、タイヤが片側へ寄ってしまいます。
確認する場合は、以下の部分をチェックします。
- リアタイヤと左右リアサスの隙間
- チェーンラインが一直線になっているか
- スプロケットとドライブチェーンの位置
- スイングアームが左右均等に取り付けられているか
見た目だけで判断せず、車体中心からタイヤまでの距離を測ると、どちら側へずれているか分かりやすくなります。
中華スイングアームを使用する場合の注意点
中華製のカスタムパーツは価格面で魅力がありますが、製品によって寸法精度に差がある場合があります。
取り付け穴の位置やスイングアーム幅、溶接位置などが純正規格と完全に一致しないこともあり、取り付け時に調整が必要になるケースがあります。
例えば、左右のピボット部分の幅が数ミリ違うだけでも、リアホイールの位置が大きく変化することがあります。
必要に応じてカラーの製作やスペーサーによる調整を行うこともありますが、安全に関わる部分なので、適切な寸法確認を行うことが重要です。
まとめ
モンキーのスイングアーム交換後にリアホイールがセンターに出ない場合、ホイールの向きだけではなく、スイングアーム幅・カラー・ハブ・チェーンラインなど複数の原因が考えられます。
特にフレームやホイール、スイングアームが別メーカーの場合は、単純交換では寸法が合わないことがあります。
無理やり取り付けて走行すると、タイヤの偏摩耗やチェーンの異常、足回りの破損につながる可能性があります。各部の寸法を測定し、必要であればカラーやスペーサーで正しく調整して、安全な状態でカスタムを楽しむことが大切です。


コメント