50系プロボックスをカスタムする際、160系プロボックス用のRAV4風オーバーフェンダーを流用したいと考える人は少なくありません。特に両面テープで貼り付けるタイプは手軽に装着できそうに見えますが、世代が違うためボディ形状の違いによる問題が発生する可能性があります。
この記事では、平成21年式の50系プロボックスと160系プロボックスのオーバーフェンダーの互換性、合わない場合にどの部分が問題になるのか、流用する場合の注意点について詳しく解説します。
50系プロボックスと160系プロボックスのボディ形状の違い
50系プロボックスは2002年から2014年まで販売された初代モデルで、平成21年式の場合はこの世代に該当します。一方、160系プロボックスは2014年以降に登場した2代目モデルです。
見た目は似ているプロボックスですが、ボディパネルやフェンダー周辺のライン、ホイールアーチの形状は変更されています。そのため、外装パーツは基本的に世代間で完全互換ではありません。
特にオーバーフェンダーのようにフェンダー周辺へ沿わせて取り付けるパーツは、数mm程度の違いでも浮きや隙間が発生しやすくなります。
160系用オーバーフェンダーが50系に合わない主な理由
160系プロボックス用の両面テープ貼り付けタイプのオーバーフェンダーを50系へ取り付ける場合、主に以下の部分で違いが出る可能性があります。
| 違いが出やすい部分 | 内容 |
|---|---|
| フェンダーアーチ形状 | タイヤ周辺の曲線や角度が異なるため、端部が浮く場合があります。 |
| フェンダーの長さ | 前後ドアやバンパーとのつながり部分が合わない可能性があります。 |
| ボディ側のプレスライン | 貼り付け位置がずれることで自然な一体感が出にくくなります。 |
| 取り付け面 | 両面テープの接着面が均一にならない場合があります。 |
例えば、中央部分はきれいに貼れても、フェンダー後端やバンパー付近だけ隙間ができるケースがあります。これはフェンダーの曲率が違うことが原因です。
両面テープタイプなら加工して装着できる可能性はある
ボルト固定タイプと比べると、両面テープタイプのオーバーフェンダーは多少の加工による取り付けがしやすいメリットがあります。
具体的には、裏側の樹脂部分を削ってフィッティングを調整したり、両面テープの厚みを変えて密着させたりする方法があります。
ただし、無加工で純正品のように装着できる可能性は低く、完成度を求める場合は仮合わせを行ってから加工することが重要です。
50系プロボックスに似合うオーバーフェンダーカスタムの選択肢
50系プロボックスでRAV4のようなアウトドア系の雰囲気を出したい場合、160系用パーツの流用以外にも方法があります。
- 50系専用設計のオーバーフェンダーを使用する
- 汎用フェンダーモールを加工して装着する
- 樹脂製フェンダーアーチモールを加工する
- ワイドタイヤやホイールで足元の印象を変える
特に50系プロボックスは商用車ベースのシンプルなデザインのため、樹脂パーツを追加するだけでもSUV風の雰囲気に仕上げやすい車種です。
装着前に確認しておきたいポイント
160系用オーバーフェンダーを50系へ流用する場合は、購入前に以下を確認すると失敗を防げます。
- 前後左右4枚すべての形状が合うか
- タイヤハウス周辺のカーブが近いか
- ドア開閉時に干渉しないか
- 両面テープの接着面を確保できるか
ネット購入の場合、写真だけでは判断が難しいため、同じ50系プロボックスへ装着した実例やレビューを確認することも有効です。
まとめ
50系プロボックスに160系プロボックス用のRAV4風オーバーフェンダーを装着する場合、基本的には完全互換ではありません。フェンダーアーチの形状やボディラインの違いによって、そのままでは隙間や浮きが発生する可能性があります。
一方で、両面テープタイプであれば加工による流用は可能な場合があります。仮合わせを行い、必要に応じて削り加工や取り付け方法を調整することで装着できる可能性があります。
純正のような自然な仕上がりを求める場合は50系専用品を選ぶ方が確実ですが、カスタム目的で多少の加工を楽しめる場合は160系用パーツの流用に挑戦する価値もあります。


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