フルフェイスヘルメットの見た目を引き締めるスモークシールドやミラーシールドは、顔を隠せることから人気があります。しかし、夜間走行で視界が確保できるのか、安全に使えるのか気になる人も多いでしょう。シールドの種類ごとの特徴や、ツーリングで使う場合の注意点を理解して、自分に合った選択をすることが大切です。
スモークやミラーシールドは夜ツーリングで見えるのか
結論から言うと、スモークシールドやミラーシールドは種類や濃さによって夜間の見え方が大きく変わります。薄いスモークや透過率の高いミラータイプであれば街灯が多い市街地では走行できる場合がありますが、暗い道では視界が大きく低下します。
特に山道や街灯の少ない道路では、昼間は問題なく感じるシールドでも夜になると路面の段差、落下物、歩行者、自転車などの発見が遅れる可能性があります。
普段から夜間走行をするライダーの場合、濃いスモークや強いミラー加工のシールドを夜専用として使うことはおすすめできません。
スモークシールドとミラーシールドの違い
スモークシールドはシールド自体が暗く加工されており、日差しを和らげる効果があります。昼間のツーリングでは眩しさを軽減でき、快適に走れるメリットがあります。
一方、ミラーシールドは表面に反射加工が施されており、外からライダーの顔が見えにくくなる特徴があります。カラーによって印象が変わり、バイクのドレスアップ目的でも選ばれています。
ただし、どちらも暗さを軽減するものではなく、光量が少ない環境では純正のクリアシールドより視認性が落ちます。見た目を重視する場合でも、使用する時間帯を考えることが重要です。
顔を見られたくない場合のおすすめ対策
顔を隠したいという理由でスモークやミラーシールドを選ぶライダーは多くいます。しかし、安全性を考えるなら、昼と夜でシールドを使い分ける方法がおすすめです。
例えば、休日の日中ツーリングではミラーシールドを使用し、帰宅時間が遅くなる可能性がある日はクリアシールドやライトスモークシールドを携帯すると安心です。
最近のフルフェイスヘルメットでは、インナーサンバイザー付きのモデルもあります。昼間だけ日差しをカットし、夜は透明なシールドで走れるため、使いやすい選択肢になります。
夜間走行をするなら選びたいシールドの条件
夜間走行を想定する場合は、シールドの透過率を確認することが大切です。暗いカラーのシールドほど外見は格好良くなりますが、その分だけ目に入る光量は減ります。
特に高速道路や郊外の道路では、前方の状況を早く判断することが安全運転につながります。少しでも視界に不安を感じる場合は、無理に暗いシールドを使わない方が良いでしょう。
実例として、昼間にミラーシールドで快適に走っていたライダーが、帰宅時に日没後の山道へ入り、路面の状態が見えにくくなったというケースがあります。出発時だけでなく、帰宅時間まで考えて装備を選ぶことが重要です。
カブトのフルフェイスでシールドを選ぶポイント
カブトなどのフルフェイスヘルメットでも、純正シールドにはさまざまな種類があります。見た目だけで決めるのではなく、自分の走行スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
通勤や夜間走行が多い場合はクリアシールドや明るめのライトスモークが向いています。休日の昼間ツーリングが中心で、顔を隠したい場合はミラーシールドを選ぶという考え方もできます。
また、シールド交換は比較的簡単にできるため、用途ごとに複数用意しておくと快適なバイクライフにつながります。
まとめ
スモークシールドやミラーシールドは、見た目の良さや顔を隠せるメリットがありますが、夜間では視界が悪化する可能性があります。
昼間のツーリング中心ならミラーシールドは魅力的な選択肢ですが、夜も走るならクリアシールドを準備するなど使い分けることが安全につながります。
ヘルメットのシールド選びでは、格好良さだけでなく、自分が走る時間帯や道路環境を考えて選ぶことが大切です。


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