京都の伏見デルタで教習を受けていると、卒業検定が近づいた時期に学科学習システム「MUSASI(ムサシ)」の模擬テストを利用することがあります。画面に複数の問題番号が表示されるため、「全部合格する必要があるのか」「どれか1つだけでよいのか」と迷いやすいポイントです。
伏見デルタが公開しているMUSASIの案内では、練習問題とは別に模擬テストを受ける手順が示されています。ただし、卒検前に何セット合格することを現在の教習進行上の条件としているかは、その時点で教習所から渡された案内や指導員・受付の指示を優先することが重要です。MUSASI自体の運用条件は教習所ごとに異なるためです。
MUSASI(ムサシ)は自動車学校で使われる学科学習システム
MUSASIは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどから学科問題を勉強できるシステムです。伏見デルタも教習生向けにMUSASIの利用案内を公開しています。[参照]
MUSASIには単に問題を練習する「自習」と、試験形式で取り組む「模擬テスト」があります。卒検前に結果画面の提示を求められている場合は、通常の練習問題を何問解いたかではなく、指定された模擬テストの結果を確認することがポイントになります。
他の自動車学校でもMUSASIは効果測定などに利用されていますが、「どの問題から受けるか」「何セット合格が必要か」「いつまでに合格するか」といった運用方法は学校ごとに異なります。そのため、他校のMUSASI利用ルールをそのまま伏見デルタへ当てはめることはできません。
1~7の番号は基本的に別々の問題セットと考える
模擬テストの画面に「1」「2」「3」など複数の番号が表示されている場合、それぞれを学科の第1教程、第2教程という意味で考える必要はありません。基本的には、模擬テストとして取り組む問題セットの選択肢と考えると分かりやすいでしょう。
そのため、教習所から渡された案内に「何番を受けてもよい」と明記されているのであれば、「必ず1番から7番まで順番に受けなければならない」という意味ではないと読むのが自然です。
たとえば3番を選んで模擬テストを受け、そこで学校が指定する合格結果になった場合、「3番を選んだから無効」ということには通常つながりません。ただし、必要な合格回数については番号の選択ルールとは別問題なので注意が必要です。
「何番でもよい」と「1つ合格すればよい」は別の話
ここが最も間違えやすいところです。「1~7のうち何番を受けてもよい」という案内は、受験する問題番号を自由に選べるという意味には読めますが、それだけで「7つのうち1つだけ合格すれば卒検前の条件を満たす」とまでは断定できません。
たとえば「1~7のどれを受けてもよい・1回合格すればよい」というルールなら、どれか1セットの合格で完了します。しかし「何番から受けてもよい・2回合格が必要」という運用なら、当然1セット合格だけでは不足します。
したがって確認すべきなのは、番号ではなく「卒検前に合格結果が何回分必要なのか」です。案内用紙に「何番を受けてもよい」としか書かれておらず、合格回数について記載がない場合は、結果画面を見せる際の担当者や受付に確認するのが最も確実です。
結果画面を見せるよう言われているなら消さずに残しておく
スマートフォンでMUSASIを受けて「学科終了後に結果画面を見せる」と指示されている場合は、合格した画面をそのまま提示できる状態にしておくと安心です。必要であればスクリーンショットも保存しておきましょう。
実際にMUSASIを採用している自動車学校の中には、オンラインで合格した教習生へ、氏名が表示された合格画面のスクリーンショットを受付で提示するよう案内している学校もあります。[参照]
ただし、伏見デルタでスクリーンショットだけで確認が完了するとは限りません。「画面を見せて」と言われているなら、その指示どおり実際の結果画面を提示できるようにしておくのが無難です。
卒検前なら1回の合格だけを目標にしないほうが本免対策になる
仮に学校側の条件が「どれか1つの合格」で満たせる場合でも、学習としては複数のセットへ挑戦する価値があります。同じ問題だけを繰り返して合格すると、問題そのものを覚えて点数が上がっている可能性があるためです。
たとえば1番で合格したあと、翌日に5番を初見で解いても安定して合格点を取れるなら、知識が定着しているかを確認しやすくなります。間違えた問題は正解だけを暗記するのではなく、「なぜその答えになるのか」を教本で確認すると本免学科試験にもつながります。
卒業検定は技能検定ですが、指定自動車教習所を卒業したあとには、免許の取得状況などに応じて運転免許試験場で本免学科試験を受けることになります。学校側の最低条件をクリアすることと、本番に合格できる知識を身につけることは分けて考えるとよいでしょう。
案内用紙と説明が分かりにくければ伏見デルタへ確認する
MUSASIそのものは全国の自動車学校で利用されていますが、学校側が設定する効果測定や模擬テストの条件は共通ではありません。実際、ある自動車学校では「①から順番に受験し、①~⑥のどれか1つに合格したところで終了」としていますが、別の学校では全問題への合格を求める例もあります。
つまり、インターネット上で「MUSASIは1つ合格すればいい」という情報を見つけても、それが伏見デルタの現在のルールを証明するものにはなりません。伏見デルタから直接渡された案内用紙の記載が最も重要です。
「何番でもよいとは書いてあるけれど、合格は1つでよいですか」と受付や学科担当者へ確認すればすぐ解決できます。卒検直前なら、条件を勘違いしたまま当日を迎えるより、一言確認しておくほうが安心です。
まとめ:問題番号と必要な合格回数を分けて確認しよう
伏見デルタのMUSASIで1~7など複数の模擬テストが表示され、配布された案内に「何番を受けてもよい」と書かれている場合、問題番号については自由に選択できるという理解が自然です。
ただし、「何番でもよい」という説明だけから「どれか1つ合格すれば条件クリア」と断定することはできません。問題番号の選択と、必要な合格回数は別の条件だからです。案内に「1回合格」などの記載があればそれに従い、記載がなければ学科終了時に結果画面を見せる担当者へ確認しましょう。
卒検が迫っている場合は、条件を満たすためだけでなく本免学科試験への準備として、時間が許せば複数の問題セットを解いておくのがおすすめです。合格した結果画面は消さずに残し、学校から受けた最新の案内を最優先に進めれば安心です。


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