日産ノートを購入するとき、装備一覧やWebカタログを見ると「ワイヤレス充電器」という装備が用意されています。スマートフォンを置くだけで充電できるため便利ですが、見積もりを作ろうとするとワイヤレス充電器だけの価格がなかなか見つからず、「一体いくらなのか」と迷いやすい装備でもあります。
その理由は、現在の日産ノートではワイヤレス充電器が単独のディーラーオプションとして販売されているのではなく、NissanConnectナビゲーションシステムなどと組み合わせたメーカーオプションのセットに含まれているためです。
2026年8月時点の日産ノートXでは、ワイヤレス充電器を含むメーカーオプション一式はプロパイロットなしの構成で39万500円程度、プロパイロットまで含む構成では46万2,000円という設定があります。つまり、ワイヤレス充電器だけを数万円で追加するという選び方ではありません。
ただし、メーカーオプションの設定や価格はグレード・仕様・改良時期によって変更されることがあります。実際に注文するときは日産の最新セルフ見積もりや販売店の見積書で確認することが重要です。
- 日産ノートのワイヤレス充電器は単体オプションではない
- ワイヤレス充電器を含むセットは約39万円から
- 39万500円はワイヤレス充電器そのものの値段ではない
- プロパイロットを付けるかで価格が変わる
- ワイヤレス充電器ではどんなスマートフォンを充電できる?
- ワイヤレス充電器だけ欲しい場合は市販品という選択肢もある
- 純正ナビが必要ならセット全体で考えると分かりやすい
- AUTECH CROSSOVERではセット構成と価格が異なる例もある
- メーカーオプションは後から追加できない点にも注意
- 見積書ではオプション名を確認する
- オプション価格は購入時に最新情報を確認する
- まとめ|ノートのワイヤレス充電器は単品価格ではなく約39万円からのセット装備
日産ノートのワイヤレス充電器は単体オプションではない
日産ノートの現行Webカタログでは、ワイヤレス充電器はNissanConnectナビゲーションシステム、USB電源ソケット、車載通信ユニット、ETC2.0、SOSコールなどと一緒にメーカーオプションとして設定されています。[日産公式・ノート室内装備参照]
そのため「ワイヤレス充電器だけ欲しいので、その部品だけ追加したい」という選択は、新車注文時の通常のメーカーオプション設定では基本的にできません。
メーカーオプションは工場で車両を生産するときに組み込む装備です。後から販売店で取り付けるフロアマットやドライブレコーダーなどのディーラーオプションとは性質が異なります。
ワイヤレス充電器を含むセットは約39万円から
2026年8月時点の日産ノートXのセルフ見積もりでは、ワイヤレス充電器を含むメーカーオプションとして、次のような構成が確認できます。
| 主なセット内容 | 価格の目安 |
|---|---|
| アラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、統合型インターフェースディスプレイ、USB電源、ワイヤレス充電器、NissanConnectナビ、車載通信ユニット、ETC2.0、SOSコール、BSI・BSW・RCTAなど | 390,500円程度 |
| 上記にプロパイロットや関連ステアリングスイッチ、プロパイロット緊急停止支援などを追加した構成 | 462,000円程度 |
日産公式のノート紹介ページでも、ワイヤレス充電器がNissanConnectナビやアラウンドビューモニターなどとセットのメーカーオプションであることが確認できます。[日産公式・ノート参照]
また日産公式の残価設定型クレジットの車両例では、ワイヤレス充電器、NissanConnectナビ、ETC2.0、プロパイロット、アラウンドビューモニターなどを含むメーカーオプションについて46万2,000円という価格例が掲載されています。[日産公式参照]
39万500円はワイヤレス充電器そのものの値段ではない
ここで特に注意したいのは、39万500円や46万2,000円という金額が「スマホの充電器だけの価格」ではないことです。
その金額には、ワイヤレス充電器よりはるかに高額なNissanConnectナビゲーションシステムをはじめ、カメラ、安全支援装備、ETC2.0、通信機器など多数の装備が含まれています。
したがって「日産ノートのワイヤレス充電器は39万円する」という説明は正確ではありません。「ワイヤレス充電器を新車で選ぶには、約39万円からのメーカーオプションセットを選択する必要がある」という理解が適切です。
ワイヤレス充電だけが欲しい人にとっては割高に感じますが、もともと純正ナビ、アラウンドビューモニター、ETC2.0なども付ける予定なら、セット全体として検討することになります。
プロパイロットを付けるかで価格が変わる
ノートのメーカーオプションは、ワイヤレス充電器だけの有無ではなく、プロパイロットを含めるかどうかでも金額が変わります。
例えばプロパイロットなしのナビ・安全装備中心のセットが39万500円程度であるのに対し、プロパイロットやプロパイロット緊急停止支援システムなどまで含める構成では46万2,000円程度になります。
差額は約7万1,500円です。このため、販売店で見積もりを取った際に「ワイヤレス充電器付きが46万円」と言われても、充電器のために46万円を払うわけではなく、多数の先進装備をまとめて追加した金額だと理解しておく必要があります。
ワイヤレス充電器ではどんなスマートフォンを充電できる?
自動車のワイヤレス充電器は一般にQi規格に対応したスマートフォンを充電する仕組みです。対応端末を充電エリアへ置けば、USBケーブルをスマートフォンへ差し込まずに充電できます。
例えばQi対応のiPhoneやAndroidスマートフォンで利用できますが、端末の種類やケースの厚さ、金属製アクセサリーなどによって正常に充電できないことがあります。
またワイヤレス充電は有線USB充電より発熱しやすかったり、スマートフォンの位置がずれると充電が止まったりすることがあります。購入前に自分のスマートフォンで実際に使用できるか販売店で確認できると安心です。
ワイヤレス充電器だけ欲しい場合は市販品という選択肢もある
NissanConnectナビやプロパイロットが不要で、「スマートフォンを車内でワイヤレス充電できれば十分」という場合には、市販のQi対応車載充電器を利用する方法もあります。
市販品にはエアコン吹き出し口へ固定するタイプ、スマートフォンホルダーと一体になったタイプ、センターコンソールへ置くタイプなどがあります。純正メーカーオプション一式より大幅に安く導入できるものもあります。
ただし純正品には車内へきれいに組み込まれていること、配線が露出しないこと、車両設計に合わせた使い勝手などのメリットがあります。価格だけでなく、見た目や使い勝手も含めて比較するとよいでしょう。
純正ナビが必要ならセット全体で考えると分かりやすい
日産ノートを購入するとき、ワイヤレス充電器単独の価格だけを考えるより、「純正NissanConnectナビを使いたいか」で判断すると選びやすくなります。
NissanConnectナビを選ぶ予定で、アラウンドビューモニターやETC2.0、安全支援装備も欲しいのであれば、ワイヤレス充電器はそれらと一緒に付いてくる装備と考えることができます。
逆にスマートフォンのGoogleマップやAppleマップを中心に利用し、ナビや高度なメーカーオプションが不要なら、数十万円のセットをワイヤレス充電だけのために選択するメリットは小さくなります。
AUTECH CROSSOVERではセット構成と価格が異なる例もある
ノート系列でも、カスタムモデルではメーカーオプションの構成が異なる場合があります。
日産モータースポーツ&カスタマイズが掲載するノートAUTECH CROSSOVERのメーカーオプションでは、NissanConnectナビ、車載通信ユニット、ETC2.0、SOSコール、ワイヤレス充電器を組み合わせたセットが29万8,100円、さらにプロパイロットを含めるセットが36万9,600円という価格設定が掲載されています。[日産モータースポーツ&カスタマイズ参照]
このように、同じ「ノート」という名称でもグレードや仕様によってセット内容と価格が異なるため、インターネットで見つけた一つの価格だけをそのまま自分の購入予定車へ当てはめないことが重要です。
メーカーオプションは後から追加できない点にも注意
ワイヤレス充電器を含むセットを選ぶか迷っている場合、メーカーオプションであることも重要なポイントです。
メーカーオプションは原則として車両注文時に選択する装備で、納車後に「やっぱり純正ワイヤレス充電器とNissanConnectナビのセットを付けたい」と思っても、同じ状態で後付けすることは難しくなります。
一方、フロアカーペットや一部のドライブレコーダーなどのディーラーオプションは納車後でも追加できるものがあります。メーカーオプションとディーラーオプションを混同しないことが大切です。
見積書ではオプション名を確認する
販売店から見積書を受け取ったら、「ワイヤレス充電器」という項目だけを探すのではなく、メーカーオプションのセット内容を確認します。
特に確認しておきたいのは、NissanConnectナビ、アラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、ETC2.0、プロパイロット、ワイヤレス充電器などがどのセットに含まれているかです。
例えば46万2,000円のセットを提示された場合、プロパイロットが必要なければ、プロパイロットなしのセットへ変更できる仕様であれば数万円安くできる可能性があります。
販売店では「ワイヤレス充電器を付けたいのですが、最も安く付けられるメーカーオプション構成はいくらですか」と聞くと、必要以上の装備を付けずに確認しやすくなります。
オプション価格は購入時に最新情報を確認する
日産公式サイトでは、ノートの車両本体価格やオプションについて、掲載価格はメーカー希望小売価格であり、販売会社が独自に価格を決めると案内しています。また仕様や装備は予告なく変更される場合があります。[日産公式参照]
ディーラーオプションについても日産は掲載価格を参考価格としており、最終的な価格については販売会社へ問い合わせるよう案内しています。[日産公式・オプショナルパーツ参照]
特にモデル改良の前後ではグレード、セット内容、価格そのものが変更されることがあります。契約直前には必ず最新の正式見積書を確認しましょう。
まとめ|ノートのワイヤレス充電器は単品価格ではなく約39万円からのセット装備
日産ノートのワイヤレス充電器は、新車注文時にワイヤレス充電器だけを単品で追加する一般的なディーラーオプションではありません。NissanConnectナビ、USB電源、ETC2.0、SOSコール、安全支援装備などと組み合わせたメーカーオプションに含まれています。
2026年8月時点のノートXでは、ワイヤレス充電器を含むメーカーオプションセットはプロパイロットなしで約39万500円、プロパイロットなどまで含むセットでは46万2,000円程度が一つの目安です。
したがって、「ワイヤレス充電器はいくらか」という場合には、39万円や46万円が充電器そのものの価格なのではなく、充電器を含む多数の装備のセット価格だと理解することが重要です。
NissanConnectナビやアラウンドビューモニターなども欲しい人ならセットとして検討する価値があります。一方、ワイヤレス充電だけが目的なら、市販のQi対応車載充電器のほうが費用を大幅に抑えられる可能性があります。
最終的には購入予定のグレードを指定したうえで、日産販売店に「ワイヤレス充電器を付けられる最も安いメーカーオプション構成」と「プロパイロットを含めた場合の価格」の2通りを見積もってもらうと、必要な装備と予算を比較しやすくなります。


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