三菱ギャランフォルティスでゲトラグ製DCTを搭載しているモデルはどれ?TC-SST搭載車の特徴と注意点を解説

車検、メンテナンス

三菱ギャランフォルティスには、一般的なATやCVTとは異なるゲトラグ製のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載したモデルが存在します。このミッションは三菱独自の名称で「TC-SST」と呼ばれ、スポーツ走行を楽しめる高性能な装備として注目されました。この記事では、ギャランフォルティスのどのモデルにゲトラグ製DCTが搭載されているのか、特徴や購入時の注意点について詳しく解説します。

ギャランフォルティスでゲトラグ製DCTを搭載するモデル

三菱ギャランフォルティスの中で、ゲトラグ(Getrag)製のDCTを搭載しているのは、主にスポーツグレードである「ギャランフォルティス ラリーアート」です。

ラリーアートには「TC-SST(Twin Clutch-SST)」という名称の6速デュアルクラッチトランスミッションが採用されています。このTC-SSTは、ドイツのゲトラグ社と三菱が共同開発したトランスミッションで、ランサーエボリューションXにも搭載されたことで知られています。

一方で、通常のギャランフォルティスのセダンモデルやスポーツモデルの一部にはCVTや5速MTなどが設定されており、すべてのグレードがDCTというわけではありません。

TC-SSTを搭載したギャランフォルティス ラリーアートの特徴

ギャランフォルティス ラリーアートは、ランサーエボリューションXよりも扱いやすいスポーツセダンとして設定されたモデルです。2.0LターボエンジンとTC-SSTを組み合わせ、力強い加速性能とスムーズな変速を実現しています。

DCTは2つのクラッチを使い、奇数段と偶数段のギアをあらかじめ準備する仕組みです。そのため、通常のATよりも変速時間が短く、アクセル操作に対してダイレクトな走りを楽しめます。

例えば、高速道路での追い越しやワインディング走行では、シフトチェンジの速さやエンジン回転を維持したまま加速できる点が大きな魅力になります。

ゲトラグ製DCTとランサーエボリューションXとの関係

ギャランフォルティス ラリーアートのTC-SSTは、ランサーエボリューションXに搭載されたものと基本的な構造を共有しています。ただし、エンジン出力や制御プログラムなどは車両ごとに調整されています。

ランサーエボリューションXでは高出力な4WDスポーツモデル向けに設定されましたが、ギャランフォルティス ラリーアートでは日常使用での扱いやすさも重視されています。

そのため、エボほど過激な性能ではないものの、普段使いできるDCT搭載スポーツセダンとして独自の魅力を持っています。

ギャランフォルティスTC-SST搭載車を購入するときの注意点

TC-SSTは高性能なミッションですが、一般的なトルクコンバーター式ATとは構造が異なるため、メンテナンスには注意が必要です。

特に重要なのがTC-SSTフルードの交換履歴です。DCTはクラッチや油圧制御機構を使用しているため、適切なオイル管理がされていない車両では変速ショックやクラッチ関連のトラブルが発生する可能性があります。

中古車を選ぶ場合は、整備記録簿を確認し、定期的なTC-SSTフルード交換が行われている車両を選ぶことが安心につながります。

TC-SST搭載ギャランフォルティスの魅力と現在の価値

現在ではDCTを搭載した国産スポーツセダンは数が少なく、ギャランフォルティス ラリーアートは個性的な存在になっています。

ランサーエボリューションほど高価ではなく、実用性を備えながらターボエンジンとDCTの組み合わせを楽しめる点が魅力です。

例えば、通勤や普段の買い物にも使える4ドアセダンでありながら、休日にはスポーツ走行を楽しめるという、現在では貴重なキャラクターを持った車と言えます。

まとめ

三菱ギャランフォルティスでゲトラグ製DCTを搭載している代表的なモデルは「ギャランフォルティス ラリーアート」です。搭載されるTC-SSTは、ランサーエボリューションXにも採用された高性能な6速デュアルクラッチトランスミッションです。

ただし、DCTならではの魅力がある一方で、フルード交換など適切なメンテナンスが重要になります。中古車を検討する場合は、グレード確認だけでなく整備履歴まで確認することで、TC-SSTの性能を長く楽しむことができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました