バイクの車検時に「車体の高さはどこを基準に測るのか?」という疑問はよくあるポイントです。特にスクリーン付きのツアラーやアドベンチャーモデルでは、計測位置によって数値が大きく変わるため不安になりやすい部分です。
例えばMT-09トレーサーのように、ブレーキタンク付近では122cm、スクリーン頂点では135cmと数値が異なる場合、どちらが正しいのか迷うケースもあります。
この記事では、車検における高さ計測の基本ルールと、実際にどこを基準に見られるのかを整理して解説します。
車検における「車体高さ」の基本的な考え方
車検証に記載される高さは、基本的に「車両の最も高い部分」を基準にした寸法です。
これは純正状態を前提としており、改造されていない状態での最大外形寸法が登録されています。
例えばミラーやスクリーンなども含めた「走行可能状態での最大高さ」が対象になります。
スクリーンは高さ計測に含まれるのか
スクリーンは固定されている車体構造物とみなされるため、基本的には計測対象に含まれます。
ただし、角度調整式や脱着可能なアクセサリー扱いの場合は判断が分かれることがあります。
例えば純正装着スクリーンは車体寸法に含まれますが、後付け可変スクリーンは検査員判断になるケースもあります。
ブレーキタンクとスクリーンのどちらが基準になるか
通常は「車両で最も高い固定部分」が基準になります。
そのためブレーキタンクよりスクリーンの方が高い場合は、スクリーン頂点が採用される可能性が高いです。
例えばMT-09トレーサーのようにスクリーンが高く設計されている車種では、スクリーンが実質的な最大高になります。
MT-09トレーサーでの実例的な考え方
MT-09トレーサーはツーリング志向のため、スクリーンが車体上部で最も高い位置になることが多いです。
そのため車検証の135cmという数値はスクリーン頂点を基準にした可能性が高いです。
例えば前回車検で問題なく通過している場合、同じ状態であれば再検査で問題になる可能性は低いと考えられます。
例外的なケースと検査員判断
一部のケースでは、取り外し可能なアクセサリーや可動部品は計測から除外されることがあります。
そのためスクリーンの扱いは検査員の判断に依存する部分も残ります。
例えば社外可変スクリーンなどは「最大位置」で計測されることが一般的です。
まとめ
バイク車検の高さは基本的に「最も高い固定された構造物」を基準に測定されるため、スクリーンが最上部であればその高さが採用されます。
MT-09トレーサーのような車種ではスクリーン頂点が基準となるケースが多く、車検証の数値とも整合します。
結果として、現状の仕様で前回車検を通過している場合は、同条件であれば大きな問題になる可能性は低いと考えられます。


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